きゃりーぱみゅぱみゅの2014年のシングル曲、『ゆめのはじまりんりん』がGAOの代表曲である『サヨナラ』のパクリだとちょっと話題になっていたので聴き比べてみた。
パクリ度★★
Aメロがちょっとだけ似ているけど・・・
ちなみにGAO(ガオ)とは、『サヨナラ』がヒットした90年代前半には紅白に出場するほど人気のあった中性的なロック歌手。
よく考えてみると男性で女装していたり同性愛をカミングアウトするミュージシャンはいても、女性ではそれを前面に出して成功したのはGAO以外に現在でもまず思いつかない。(宝塚は演技だから除く)
GAO場合、その辺のセクシャルな部分をはぐらかしていたけどその曖昧さが魅力にもなっていた。
さて『ゆめのはじまりんりん』が『サヨナラ』のパクリかどうかだけど、これが何とも微妙だった。
確かに出だしのAメロは、ほぼ同じメロディーで似ている。
だけど本当に似ているのはその部分だけだった。
正直、何でこの程度でパクリって騒いでるの?ってレベル。
ただ本当かわからないけど曲の場合、8小節のメロディが似ていると盗作と認定可能って説もあるし、もしそうだったらAメロの8小節分は似ているからGAO側が盗作だ!訴えれば認定されるのかも。(やらないだろうけど)
しかし、世の中には8小節程度のメロディが似ている曲なんて吐いて捨てるほどある。
それよりも現代の音楽はアレンジが似ているとパクリって印象が強くなると思う。
多分、『サヨナラ』のアレンジの原曲はポリスの『見つめていたい(Every Breath You Take)』辺りだと思うけど、こっちはアレンジが似ているけどメロディは、あまり似ていない。
まとめ
Aメロの8小節は似ていてもサビのメロディーとアレンジが違うので、あまり似ているという印象は受けなかった。
つまりこの程度の似ている曲は世の中に山ほどあるって事。
ただ今回はきゃりーぱみゅぱみゅって旬の人の新曲だったから話題になったに過ぎない。
似ている曲マニアにとってはありきたり過ぎてつまらないネタだった。
やっぱり永井真理子の『ミラクル・ガール 』のアレンジまるままパウリやカジヒデキ先生のほぼ1曲そのままパクリレベルじゃないと盗作とは言えませんわ。
他にもサザエさんのエンディング曲とかもかなりのもんだったけど。
ちなみにGAOっていまだに活動しているらしい。
2014年になって久々にテレビで観た時もあんまり雰囲気は変わってなかった。
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ゆめのはじまりんりん
サヨナラ
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