ザ・ブルーハーツの『英雄にあこがれて』は、どっからどう聴いてもザ・フーの『サマータイム・ブルース(Summertime Blues)』の影響を受けているのは丸分かりだけど逆にこの影響を隠さない堂々としたパクリかたにカッコ良さを感じる。
だってパクってるのバレたくないなら普通もっとマニアックな曲から引っ張ってくるっしょ?
パクリ度★★★
骨組みを残し日本人向けにローカライズ
実際、似ているのはドラムのリズムパターンとイントロの例のギターリフくらいで、メロディーは「♪あんまり平和な世の中じゃ カッコ悪すぎる」の部分とかも『サマー・タイム・ブルース(Summertime Blues)』を下地にしながらも日本的なメロディーに置き換えていて『サマータイム・ブルース』とはだいぶ印象が違って日本人の聴き手には親しみやすい旋律で自然に耳に馴染んでくる。
『サマータイム・ブルース(Summertime Blues)』のアレンジを下地にしながら『英雄にあこがれて』は、ちゃんとオリジナルソングになっているのはやっぱりメンバー個々の強い個性のおかげか。
やっぱりブルーハーツっていいバンドたったんだなぁ。
英雄にあこがれて&サマータイム・ブルースを聴き比べる
英雄にあこがれて
Summertime Blues
Who - Summertime Blues (live,1969) 0815007
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