作曲した小室哲哉自身がメンバーののユニットglobeの代表曲、『DEPARTURES』は発売当初からユーミンの『卒業写真』に似ていると言われ続けていた。
でも『DEPARTURES』のヒットにあやかってかその直後の発表されたELTの『Time goes by』も結構似ている曲だったと思う。
Aメロだけインスパイア?
出だしのAメロ部分が似ている気がしたので少し調べてみたらキーは違うけど、『卒業写真』と『DEPARTURES』は、どちらもメジャーセブンを主体としたコード進行でAメロはⅠM7⇒Ⅱ⇒ⅤM7という基本的なコード進行は一緒だった。
『DEPARTURES』の方が譜割りやコードが細かいが音の並びは結構似ている。
『DEPARTURES』のほうは転調してるが、サビの部分の『♪人ごみに流されて』と『♪どこまでも限りなく~ 』のメロディーもどことなく似ている。
これは思わず似てしまったというよりも意図的に『卒業写真』を部分的に参考にしたという程度の似ている曲だった。
とは言えこの程度の似ている曲はいくらでもある。
そういえば小室哲哉の楽曲で思いっきり他人の曲をパクったって話は聞いた事がない。
そのあたりはパっと出のバンドやシンガーソングライターとは一線を画すプロの作曲家としてのプライドなんだろう。
『卒業写真』を手本にして『DEPARTURES』もヒットした。
こうなるともうとコード進行や曲展開で売れるパターンってのが出来上がっちゃてたんだなーと思う。
でも『Time goes by』にあやかった4匹目のドジョウを狙った某ユニットの曲の似ている曲はあんまり売れなかったのでとくに書かなくてもいいっか。
さすがにリスナーも同じような曲調ばかりで飽きてしまったようだ。
3曲を聴き比べる
卒業写真
DEPARTURES globe
Time goes by/ELT(カラオケ)
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