ZARDのシングルの安心感

2019年8月10日

2007年5月27日に死去したZARD(坂井泉水)のCDが売れている。
尾崎豊、HIDE,本田美奈子、などミュージシャンが亡くなると当たり前にあった音楽が無性に聴きたくなる不思議な現象が生まれる。

それにしても坂井泉水ってまさしく美人薄命の典型だったな。

ZARDの曲があまり好きではないと言う人はいても嫌いな人は少ないのではないだろうか。
なぜならZARDの曲には特別に嫌いになる要素が少ないからだ。

個人的にZARDの音楽を好んで聴いていた訳ではないが、ラジオや有線でのあまりにも無色透明で当たり障りがない曲は自然に生活のBGMとして溶け込んでしまったようにも感じる。

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負けないでとカノン進行

さてZARDの最大のシングル曲であり、代表曲である『負けないで』のサビでしつこいくらいに繰り返されるコード進行がある。
主音をⅠとした場合のⅠ→Ⅴ→Ⅵm→Ⅲm→Ⅳ→Ⅰ→Ⅳ(Ⅱm)→Ⅴと続く俗に言うカノン進行だ。

このコード進行は、日本人好みのハズレが少ない定番で山下達郎の『クリスマス・イブ 』岡本真夜の『TOMORROW 大塚愛の『さくらんぼ』等ヒット曲は多数ある。

しかし、カノン進行で爆発的に売れる曲はあっても一発屋で終わるパターンも多い。

ZARDの曲は決して裏切らない

ZARDの楽曲にはハッとさせるような展開や期待を裏切るコード進行は皆無だった。
それを裏返すと聴き手の期待を決して裏切らないという安心感でもあった。

意外性をほぼ感じない同じような曲をそろえていながら一発屋にならずに人気を維持できたのは、坂井泉水の声やルックス、メディアに露出しないミステリアスなキャラクターに加えて「安心感」よるところが大きかったのではないだろうか。

ところで、ARDのシングル曲で一番人気はやっぱり『負けないで』なんだろうけど、一番の名曲と言ったら「永遠」でしょう!
坂井泉水のやさしいけどちょっと寂しげな声とマッチした他のシングル曲にはない魅力がある。

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