U2のItunes(アイチューンズ)の最新アルバム無料配信はなぜ不評だったのか?

2019年6月4日

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u2

U2のニューアルバム、ソングス・オブ・イノセンス(sounds of innocence)が、Itunes(アイチューンズ)で無料でダウンロード配信をしていた事でちょっとした物議となった。

多くのユーザーにとってこれは迷惑行為と映ったようで削除専用のウェブサイトを開設する騒動となった。
ついにボノ自身が「世間では大きな騒ぎになっている。僕ら自身も、少し騒々しかったのだと思う」
と謝罪のコメントを出すまでになってしまった。

Yahoo!知恵袋でもこんな質問があったりした。
観覧数は3000以上だから決して少数派の意見ではない。
ちなみにタイトルのスペルがちょっと間違っているが、それくらいに早く削除したかったのだろうか。

Yahoo!知恵袋での質問

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目次

聴きたくもない音楽を強制されるのは苦痛

まず当たり前の事として音楽なんて感覚的なものだからU2が好きな人もいれば嫌いな人もいる。
それ以前に欧米だったらまだ「あーU2のアルバムか」と認識出来るが、日本では知らないというユーザーも多いだろう。

にも関わらず勝手にダウンロードするようにしたのは明らかな失敗だった。
これは無料ダウンロードと言うよりも強制ダウンロード。

Apple側が『U2の無料ダウンロードはこちらです』と任意でダウンロード出来るようにしていたら、おそらく何の問題も無かっただろう。

80年代の幻想?

80年代は世界的なビックヒット曲やバンドがいくつも出現したしU2もその中のひとつだ。
あるバンドが流行すれば世界中のリスナーが聴く様な傾向があり、この時代の音楽の流行は分かりやすく一方向的だった。

今回の件は、Apple側にもU2側にもこの時代の幻想が残っていたような気がしてならない。

そもそも日本ではU2を大半の人が知らなければ興味もない

何言ってんだ!埼玉スーパーアリーナでライブするバンドだぞ!と言ってもそれはあくまでも洋楽ファンの間での話。
確かにU2はビートルズの次に世界的に成功したバンドだと言っても過言ではないという位の存在だけど、一般の日本のAKBとかEXILEとかジャニーズとかを聴いている人にとっては、ほとんど知られていないし興味もない存在だろう。

そこへ勝手にニューアルバムをダウンロードされても例えU2でも無名のインディーズバンドのアルバムとたいして変わらないだろう。
下手すると「何U2って?ウイルスの名前?」ってユーザーがいても不思議ではない。
って言うよりも実質ウイルスみたいなモンだったに違いない。

かつて90年代前半位までは音楽好きの若者の間では欧米の人気ミュージシャンを知らないのは恥という感覚もあったが、21世紀の現在では全米NO1だろうが、何万人も動員するビッグバンドでも大抵の若者は洋楽にあまり興味がない。

それ以前に世界的にお金を出して音楽を楽しむことに興味が無くなって来ているのかも。
でも無料でも押し付けがましかったりすると迷惑がられる。

本当にミュージシャンにとってはとんでもない時代になったようだ。
でも今回の強制ダウンロードでU2を知らない層にも知れ渡ったからプロモーション的には成功かな?

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