一時期、ハマっていたリズムゲームがある。
それが任天堂DSの「リズム天国ゴールド」。発売当時テレビCMで有名人達がプレイする姿をしつこく放送していたあのゲームソフトだ。
うれっこアイドルの歌手が気になる
もともとリズムゲームは得意だったので「こんなの楽勝だぜ」と結構バカにしていた。
これがやってみると意外と難しかったのだ。
以前ハマったPSのパラッパラッパーなどの音ゲーは、リズムの正確さ+ノリ(グルーブ感)が重視されていたので非常にミュージシャン向けだったのに対し、リズム天国ゴールドは機械的な正確さが要求されるみたいでほぼジャストのタイミングでないと失敗になってしまう。
そんな訳で結構苦労しながらリズム天国ゴールドを楽しんでいた。
基本的にはインスト中心の楽曲の中で歌モノもある。
「アイドル」コーナーのうれっこアイドル『ドキッ!こういうのが恋なの?』がその代表曲。
このコーナー自体の難易度はかなり低いのだけど、楽曲のレベルが妙に高い。
それに歌っているアイドルの声がいい。
作曲者と歌手は誰なのか?
ゲーム画面の下のテロップにはえり~な(キャナァーリ倶楽部)と書いてあるので調べてみた。
えり~なとは?
えり~なこと橋口恵莉奈は1996年11月18日生まれ・・・なんとリズム天国ゴールドのレコーディング当時は小学生だったのか!
キャナァーリ倶楽部の元メンバー?
モーニング娘。の所属するハロープロジェクトとは違うの?
この辺は詳しくないから何だかよく分からないけど、気になったので知らべてみたらキャナァーリ倶楽部は、つんく♂がプロデュースしていたアイドルユニットだが、えり~なは2009年に脱退している。
ちなみにえり~な脱退後のキャナァーリ倶楽部は、Wiiで発売された『みんなのリズム天国』でも楽曲を担当している。
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作曲はやっぱりつんくだった
曲調は80年代の王道アイドルポップス調で良いんだけど、特に引っかかったのが歌詞の部分の「♪ずっとこのまま 時が止まらぬ かもね」ってところ。
「止まらないかもね」じゃなく「止まらぬかもね」って小学生に歌わせるのがつんくのアイドルプロデューサーとしての並外れた才能を感じてしまった。
実際に『こういうのが恋なの?』を歌っているえり~な本人の動画はYouTubeであっさり見つかった。
ここでえり~なは、ゲームと同じように一切リズムも音程もはずさずに会場にいるほとんどが自分よりも年上の男達を掌握しているのだった。
あややのデビュー当時以来の衝撃!?いやいやそれ以上かも。
これはアイドルというよりもロックスターの資質ありかもね!?
ドキッ!こういうのが恋なの?/えり~なの動画
「ドキッ!こういうのが恋なの?」 えり~な(キャナァーリ倶楽部)
リズム天国 ザ・ベスト版
リズム天国 ザ・ベスト版では、えり~なではなく、あり~さこと針尾ありさが『ドキッ!こういうのが恋なの?』を歌っている。
悪くはないんだけど、えり~ながあまりにも突出していると改めて感じてしまった。
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あり~さとは?
あり~さこと針尾ありさは、1994年3月26日生まれ。
リズム天国ザ・ベストのリリース当時はアイドルグループ、バクステ外神田一丁目所属で2018年4月にグループ卒業後、ソロ活動をスタートしている。
サウンドトラック盤
『ドキッ!こういうのが恋なの?』を収録したサウンドトラックでは『リズム天国ゴールド 国内版海外版 全ボーカル集』と『リズム天国全曲集』が発売されていたが、えり~なでもあり~さでもなく、仙波以都という別のハロプロのアイドルが歌っている。
と思ったら仙波以都ってえり~なの新しい芸名だったと判明!
残念ながらどちらも生産中止となっており、サブスクでもダウンロードでも扱っていないので中古ではプレミア価格が付いている。
その後のえり~な
リズム天国ゴールド参加以降は、つんくが主催する『NICE GIRL プロジェクト!』を2010年に卒業。
音楽活動からは遠ざかり、地味に女優活動していたが2010年代に入って目だった活動はしていないようなので一時的に芸能界から身を引いていたようだ。
2019年より仙波以都と名前を変えて女優として活動を再開したが歌手活動はしていないみたい。すごく歌手として才能がある子なのにもったいない!
もし、彼女がモーニング娘。に加入していたらセンターを獲っていただろうし、そうしたらモー娘。の歴史もえり~なの経歴もだいぶ違っていたのかも知れない。
それにしても10年以上前に書いたこの記事がいまだに読まれているのは、やはりえり~なの根強い人気によるもの。
ぜひとも歌手としても復活して欲しいものだ。
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