オリビア・ニュートン・ジョンが、ひさびさに来日するときに間に合わせた日本独自編集のベストアルバム。
ジャケットの写真は良いけど選曲にはちょっと不満ありかも。
- そよ風の誘惑 – Have You Never Been Mellow
- ザナドゥ – Xanadu
- フィジカル – Physical
- 愛の告白 – I Honestly Love You
- ジョリーン – Jolene
- マジック – Magic
- 愛のデュエット – You’re The One That I Want
- サム – Sam
- カントリー・ロード(故郷へ帰りたい) – Take Me Home Country Roads
- イフ・ノット・フォー・ユー – If Not For You
- 愛すれど悲し – Hopelessly Devoted To You
- 恋の予感 – Suddenly
- アイ・ニード・ラヴ – I Need Love
- 思い出のサマー・ナイツ – Summer Nights
- ハート・アタック – Heart Attack
- ランドスライド – Landslide
- 愛は魔術師 – A Little More Love
- ホワット・イズ・ライフ(美しき人生) – What Is Life
- 愛の炎 – Deeper Than The Night
- バンクス・オブ・オハイオ – Banks Of The Ohio
- 青空の天使 – Long Live Love
- グリース・メガ・ミックス – The Grease Mega-Mix
80年代前半までの究極ベスト
日本独自盤なので当然ライナーがあって開いてみると淡い色のバックに白い色の文字ってすんごい読みにくい!
なんでこんな余計な細工するんだろう?
はー読む気がうせる・・・(結局読んじゃうんだけど)
曲順は年代もバラバラで有名な曲から収録していった?って気がしないでもない。(ベストなんだから多分そう)
ベストといいながら80年代半ば以降の曲がごっそり抜けているのはどうなんだろう。
とは言っても今やオリビア・ニュートン・ジョンのオリジナルアルバムのCDは日本ではほとんど廃盤になっているからこのベストは新しいファン獲得のためにも重要なアイテムになるはずだったのに・・・
あれ?いつの間にかこの『オリビア・ニュートン・ジョン・ベスト』も廃盤になっちゃっている!
その後再発されたけど、一時期ベスト盤なのにプレミア価格が付くってレコード会社の怠慢以外何ものでもないな。
まあ一応オリビア・ニュートン・ジョンの有名な曲は一通り収録されているみたいだけどキャリアが長い分、サントラの曲は別のベストに収録してもう一枚出してもいいんじゃなかったのかなーと思うほどサントラの収録曲が多い。
といいつつ個人的に特に気に入っている曲はやっぱりザナドゥサウンドトラック(Xanadu) に収録されたタイトル曲の『ザナドゥ』と『恋の予感 – Suddenly 』だったりするんだけど。
ライナーの解説によると『恋の予感』は地味な曲だけど当時のオリビア・ニュートン・ジョンの人気で売れた的なことが書いてあったけどいやいやこれは良い曲ですよ。
特に後半の大サビのハモリからサビにもどってくる展開なんて「くぅ~!!」って感じ。
日本だとデュエットっていうとどうしても歌謡曲の酒と女となんたらのイメージだけど欧米のポップスでは素晴らしいハマリが聴けるデュエット曲のスタンダードがいっぱいある。
その中でも『恋の予感』は特に素晴らしいデュエット曲のひとつと言えるだろう。
ラストはライブでも定番になっている映画、グリースの楽曲のまとめた『グリース・メガ・ミックス』でシメてくれる。
しかし、音楽とは関係ないけど、映像を観れば観るほど当時30歳手前だったオリビアさんの高校生役は相当に無理があったよな~、
アルバム総評
オリビア・ニュートン・ジョンのヒット曲、代表曲という意味では、ほぼ全曲を網羅出来ているので発売時点で1枚物ベスト盤としては、かなり充実の内容でお買い得ではあった。
サントラの曲はサントラ用ベストに収録して80年代半ば以降のロック路線も収録していたら究極の完全ベストと言える内容だった。
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