スージー・クアトロ/グレイテスト・ヒッツ(Suzi Quatro)

2019年8月27日

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サディスティックロックの女王(何のこっちゃ?)スージー・クアトロ のベストアルバム

ずらりと並んだ前半のシングルヒットの曲たちは迫力満点!後半の曲は日本ではあまり知られていない地味な曲が中心だが全米4位にチャートインした『メロウな二人(Stumblin’ In)』も収録されているし全20曲で1500円はかなりお買い得だった。

1. キャン・ザ・キャン
2. 48クラッシュ
3. デイトナ・デモン
4. 悪魔とドライヴ
5. トゥ・ビッグ
6. フィーバー
7. ワイルド・ワン
8. ママのファンキー・ロックン・ロール
9. オール・シュック・アップ
10. メイク・ミー・スマイル
11. 恋はドッキリ
12. ボーン・トゥ・ラン
13. 涙のヤング・ラヴ
14. レースに賭けよう
15. キープ・ア・ノッキン
16. ムーヴ・イット
17. ロキシー・ローラー(サケロック)
18. 愛のゲーム
19. ママズ・ボーイ
20. ネヴァー・ラヴ

70年代前半にイギリスでデビューしているから一部でグラムロックの仲間として扱われるスージー・クアトロ だが、実はアメリカ人でもともとは全然ロックな音楽趣向ではなかったらしい。

プロデューサーの意向で当時流行のグラムロックのブームにうまく乗っかったロックぽくはあるけれど、天性のロックンローラーではなくアイドルのような感じもあるシンガーで日本で言えば90年代の相川七瀬みたいな感じだろうか。

デヴィッド・ボウイなどはそれを何度か茶化したりしていて「ジギースターダスト・モーション・ピクチャー」ではギターのミック・ロンソンを紹介する時に「ギターはスージー・クアトロ!」とかボケをかます場面が収録されている。

そのためかスージー・クアトロ の音楽からは何かを表現したいアーティスティックな感性とか社会に対する不満とかはほとんど感じられない。
だけどそれが悪いというのではなく70年代前半のスージー・クアトロからは自分の役割を目いっぱい楽しんでシャウトしているのが伝わってくる。

売り上げ的には本国アメリカではほとんど売れずに日本で売れたというのも何だか納得できる。

日本にはこの手のアイドルロック歌手タイプの女性シンガーが現在でも結構いる。
もしかしたらスージー・クアトロ あたりが原型になっているのかもしれない。

やはりピークを過ぎた70年代後半以降は楽曲にパンチがないしスージー・クアトロの歌唱にも妙なベテランの余裕みたいなのが出てきて落ち着いてしまって面白みにかける。

だけど楽曲のレベルはかなり高くどの曲も結構楽しめる。
ただスージー・クアトロの歌もバンドの演奏も70年代前半とはテンションがちがうのでうまく散りばめて
編集の苦労がうかがえる。

以前のベストには選曲もれがあって残念な思いをしたけどロッククラシックになったと言っていい『キャン・ザ・キャン』、『48クラッシュ』、『悪魔とドライヴ』、『ワイルド・ワン』などの全盛期の曲がまとめて聴けるのはやっぱり素直に嬉しいっす。
【ジャンル】グラムロック


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Suzi Quatro: Greatest Hits – Suzi Quatro

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