60年代のモッズ・ミュージック・コンピレーションの第2弾。
第1弾の『メイク・ハー・マイン』のような超メジャー曲はないけど充分楽しめる全26曲。
1. オウン・アップ・タイム(スモール・フェイセス)
2. リーヴィング・ヒア(ザ・バーズ)
3. ベギン(タイムボックス)
4. リザ・ジェーン(デヴィー・ジョーンズ・アンド・ザ・キング・ビーズ)
5. ザ・タイム・イット・テイクス(アラン・ディーン・アンド・ヒズ・プロブレムズ)
6. ルッキング・バック(ジョン・メイオール)
7. ズーツ・スーツ(ズート・マネー)
8. ロング・レッグド・ベイビー(グラハム・ボンド・オーガニゼイション)
9. ブレイクダウン・ブルース(ブレッド・アンド・ビアー・バンド)
10. アイ・キャン・オンリー・ギヴ・ユー・エヴリシング(ゼム)
11. シュガー・ベイブ(ジミー・パウエル)
12. ウィ・ゴット・ラヴ(ザ・クエスチョンズ)
13. ホワッツ・ニュース・(シック)・プッシーキャット(ザ・クライン・シェイムズ)
14. キャンディー・マン(ザ・プレジデンツ)
15. アイ・キャント・スリープ(ザ・クイック)
16. キャン・ユー・ヒア・ミー(パワーハウス)
17. シー・エイント・ノー・グッド(ザ・ナック)
18. ミッドナイト・コンフェッションズ(ピート・ケリーズ・ソリューション)
19. ベイビー・ネヴァー・セイ・グッドバイ(ユニット・フォー・プラス・ツー)
20. ライズ(ルル)
21. ホーン・ミー(ロップ・アンド・ディーン・ダグラス)
22. ブレイキング・ダウン(ソサエティー)
23. ベイビー・ゲット・ユア・ヘッド・スクリュード・オン(ダブル・フィーチャー)
24. ムーヴィン・イン(トビー・トワール)
25. トライ・イット(ジ・アタック)
26. メイク・ハー・マイン(ザ・レディメイド・オール・ザット・ジャズ)(ヒップスター・イメージ)
通好みでシブ目の全26曲
この『ザ・モッズ・シーン2』収録曲の中ではメジャー所のスモール・フェイセスのインストナンバー『オウン・アップ・タイム』からスタート。
暴れまわるオルガンとノイジーなギターソロが最高な1曲。
いまだにこのリズムとギターのパターンってイギリスのバンドの定番だよなーとか思っているうちに4曲目の『リザ・ジェーン』があっさり通り過ぎる。
1回聴いただけだは気づかなかったが、実はデヴィー・ジョーンズ・アンド・ザ・キング・ビーズの『デヴィー・ジョーンズ』とは改名前のデヴィッド・ボウイなのだ!
しかもこの曲がデビュー曲らしい。
あまりにも甲高く初々しい歌声なので全然気付かなかった。
でも他のどっしりとして緊迫感のあまりないヴォーカリストと比べるとやはり異質な神経質な金切り声だ。
この時はまさか自分が火星から来たとか発言するなんて思ってもいなかっただろうな。
ゼムの『アイ・キャン・オンリー・ギヴ・ユー・エヴリシング』めっちゃカッコいい!
ちょっとストーンズの『サティスファクション』と似ているけどどっちが先なんだろ?
アルバム総評
全体的にやっぱり1枚目と比べてどちらかと言うとロックンロールよりもR&B色が濃い曲が多い感じでシブ好みと言うかツブが小さく感じるのは仕方が無いところか。
でもやっぱり21世紀の音楽よりこっちの方が断然面白いって!
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