60年代のモッズ・ミュージック・コンピレーション。
日本ではにリーバイスのCMでお馴染みの『メイク・ハー・マイン』(ヒップスター・イメージ) を始め隠れた名曲がぎっしり詰まったオシャレでクールな1枚。
- メイク・ハー・マイン(ヒップスター・イメージ)
- バーツ・アップル・クランブル(ザ・クイック)
- ザッツ・ザ・ウェイ・イッツ・ゴッタ・ビー(ザ・ポエッツ)
- ハウ・クッド・ユー・セイ・ワン・シング(ザ・ワーズ・オブ・コート)
- ストップ!ストップ!ストップ!(グラハム・グールドマン)
- イフ・ユアー・ラヴ・ドント・スウィング(ピート・ケリーズ・ソリューション)
- ガール・ドント・レット・ミー・ウェイト(タイムボックス)
- ラヴィングリー・ユアーズ(モッキンバーズ)
- エクスプレスウェイ・トゥ・ユア・ハート(エイメン・コーナー)
- ウィ・ドント・ノウ(ジ・アタック)
- エア・トラヴェル(クリス・ファーロウ)
- リトル・ガール(グラハム・ボンド・オーガニゼイション)
- ジャスト・ワン・モア・チャンス(ジ・アウター・リミッツ)
- アイ・ニード・ユア・ラヴィング(ロニー・ジョーンズ・ウィズ・ザ・ナイタイマーズ)
- グロー・ユア・オウン(スモール・フェイセズ)
- ウォーキング・ザ・ドッグ(ズート・マネーズ・ビッグ・ロール・バンド)
- ベイビー・ホワット・ユー・ウォント・ミー・トゥ・ドゥ(スティーヴ・アルド)
- ドクター・ラヴ(トム・ジョーンズ)
- イッツ・ノット・ホワット・ユー・ドゥ(ジミー・ウィンストン・アンド・ヒズ・リフレクションズ)
- エルボー・ベイビー(ザ・ハビッツ)
- ベッグ・ミー(ザ・スコア)
- ザッツ・イット(ルーズ・エンズ)
- イースト・サイド・ストーリー(セント・ルイス・ユニオン)
- ゼア・ユー・ゴー(ポール・アンド・バリー・ライアン)
- スーパーマーケット・フル・オブ・カンズ(アイズ・オブ・ブルー)
- キャント・レット・ハー・ゴー(ヒップスター・イメージ)
60年代コンピレーション全26曲
モッズとは元々モダン・ジャズに語源があるらしい。
それが50年代後半から60年代のイギリスの若者の音楽やファッションに深く根付いたライフスタイルになった。
現在ではモッズと言うとファッションの意味合いが強いようだ。
ザ・モッズ・シーンの収録曲の傾向としてはジャジーなアレンジ、ホーンセクションとハモンドオルガンを効果的にこれでもかと使う、曲時間が2分前後と短い、など。
正直知っている曲は『メイク・ハー・マイン』だけだったんだけど他の曲も負けず劣らず名曲ぞろい。
この曲って以前リーバイスのCMソングになっていたし、映画『スイング・ガールズ』でも起用されていた。
今聴いてもカッコ良くオシャレな曲。
数少ないメジャーなバンドだとスモール・フェイセズの『グロー・ユア・オウン』はインストナンバーでオルガンとギター中心のシンプルな演奏がやたらカッコ良い。
知る人ぞ知るというバンドが中心の中、さりげなく大物のトム・ジョーンズの『ドクター・ラヴ』が収録されていたりする。
アルバム総評
どの曲も構成はシンプルで聴きやすい短めのポップソングが次々と替わるので全26曲ずっと流しっぱなしにしても退屈することはなかった。
このザ・モッズ・シーンを聴いているともしかしたら現在の音楽界って退化しているのかもって思えてくるくらい新鮮でアイディアに満ちている気がした。
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ザ・モッズ・シーン2
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