スマッシング・パンプキンズの初来日を記念してリリースされた日本独自ミニアルバム。
タイトル曲である『ライノセロス(Rhinoceros)』など全4曲を収録。
- ライノセラス
- ブルー
- スランク
- バイ・ジューン
スマパン初期のレア曲集
スマッシング・パンプキンズが日本で発表したマキシシングルの中で最も初期の作品であり、発売当時はアルバム未収録曲も含んでいたので、これは結構レアと言えるCDではあった。
タイトル曲である『ライノセラス(Rhinoceros)』はデビューアルバム『ギッシュ』収録のバージョンのまんまの収録ヴァージョン。
気だるいリズムに絡むツインギターが幻想的に始まり、徐々にハードロック的要素が加わり盛り上げていく展開。
ハードロックとプログレを合わせてブライアン・イーノ的なアンビエント要素を加えたビリー・コーガンの絶妙なバランス感覚が光る名曲でスマパンの楽曲の中でもベスト3に入るのではないだろうか。
Rhinoceros
リリース当時は未収録曲だった『ブルー』は後に初期の未収録曲等のレア曲を集めたアルバム『パイシーズ・イスカリオット』に収録された。
『スランク』もアルバム未収録曲だが、日本盤『ギッシュ』にはボーナストラックとして収録されていた
この曲は、初来日のときに日本の深夜テレビ番組で演奏もしてたんだよなぁ。三宅裕司が司会のなんて番組だっけか?そうそう『EXテレビ』だった!
slunk
演奏部分は後に発売されたDVDにも収録されているんだけどビデオ版に収録されていた司会の三宅裕司の顔が連続アップになるくだりは本当に驚いたもんだった。
三宅裕司もこの時点でスマパンがこんなに世界的に有名バンドになるとは思っていなかったろうね。
それにしてもこの頃のビリー・コーガンはロンゲだよ。
今の髪型を考えると感慨深い。。。
ビリーがアコギで弾き語りする本当に初期の頃の曲『バイ・ジューン(Bye June)』もアルバム未収録曲だが、こちらも『パイシーズ・イスカリオット』に収録された。
デモテープ並みの音質で収録されており、スマパンぽいヒネリや仕掛けはなく普通のフォークっぽいせつない系青春ソング。
アルバム総評
デビュー当時のスマパンはアメリカでも日本でもウケは良くなかったが、この当時からすでにビリー・コーガンは突出したソングライターとしての才能を放っている。
途中からハードロック色ばかりが強くなってしまい、ついていけなくなったから、この時期から2ndアルバムくらいのスマパンが一番好きだった。
いまだにここまでの繊細さとハードさを持ち合わせたこんなバンドいないもんな~
コメント
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その当時大阪でレネグレスヴェルトのライブで客としてビリーが隣で見てましたwびっくりドキドキしたのが懐かしい・・(多分誰も気が付いてなかったと思う)
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そんな事ってあるんですね。
私はこの当時、まだスマパンを知らなくてライブにも行けなかったので羨ましいです。