2020年に結成40周年を迎えた横浜銀蝿の代表曲の『ツッパリHigh School Rock’n Roll (登校編)』は、チャック・ベリーの『トゥー・マッチ・モンキー・ビジネス
(Too Much Monkey Business)』とコード進行が一緒だって知ってた?
コード進行が同じってウィキペディアに書いてあった
これウィキペディア見て初めて知ったんだけど、こんなの言われないとなかなか気付かないかなぁ。
『ツッパリHigh School Rock’n Roll (登校編)』コード進行は、キーBのスリーコードのみと実にシンプルな構成。
そして『トゥー・マッチ・モンキー・ビジネス』のほうはキーDのスリーコードだったのでまったく同じって訳ではなかった。
キーが違うとだいぶ印象も変わってくるしね。
とは言え、確かに基本的なコード進行はほぼそのまんまのようだ。
『トゥー・マッチ・モンキー・ビジネス』のほうはオリジナルのチャック・ベリー以外にもビートルズとかヤードバーズとか色々なミュージシャンがカバーしているからキーがBのカバーバージョンもあるのかも知れない。
コード進行が全く同じでも盗作とは言えない
外国の事はよく知らないけど、少なくとも日本ではそんな扱いらしい。
曲の場合の盗作といえるのはあくまでもメロディーと歌詞のみが対象なのでモラル的にとうかは別としてもコード進行をまるまるパクっても法律的には全然問題がない。
さすがにコード進行以外のアレンジ全体までパクったら訴えられそうだけど。
それに『トゥー・マッチ・モンキー・ビジネス』のブルースを基調にしてチャック・ベリーが生み出したこの進行はロックン・ロールの雛形で共有財産と言えるもの。
このコード進行で作曲されたロック・ナンバーは世界中にごまんとあるでしょうな。
まあ聴き比べると確かに同じコード進行だから似ているっちゃ似ているんだけど、こんなシンプルな3コードでよくこれだけ違う印象の曲に仕上げたなと感心してしまう。
ツッパリHigh School Rock’n Roll (登校編)&トゥ・マッチ・モンキー・ビジネスを聴き比べる
ツッパリ・ハイ・スクール・ロックン・ロール
Too Much Monkey Business
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