どんなアーティストも誰かに影響を受けているのだから、世の中には完全なオリジナルな楽曲は存在しないはず、どの楽曲にも作曲者が意識的にせよ無意識的にせよ元となる似ている曲が存在しているのでは?という考えから書いています。
基本的には取り上げる曲もアーティストも好きでも嫌いでもない中立な観点。
パクリ=悪ではない
確かにパクリというと盗むという意味だから実際に物を盗んだら犯罪だ。
だが、音楽的なパクリはちょっと意味が違うと思っている。
自分の好きなアーティストや曲のルーツを知るのは楽しい事でもある。
どんな偉大なアーティストの有名曲にもルーツとなる必ずどこかパクリがあるものだ。
それは思わず好きで似てしまったり、意図的に原曲に対するリスペクトやパロディの意味が込められている場合もある。
それがどうもパクったら絶対ダメ!みたいに思っている人が多いように感じる。
似ている曲を紹介しているのは、あのアーティストはこんなアーティストのこんな部分に影響を受けているのか!とか意外な繋がりや影響が分かって楽しいって部分が大きい。
その辺りを理解していないパクった方のアーティストのファンの人は、どうも後ろめたさがあるのか、そんなの全然似ていないとか、そんな風に思うのはあんただけとか、しょーもないコメントをしてくる事があるけど、そんなの知ったこっちゃないって。
こんなの主観でしか書けないし、反対意見があるなら自分のブログやSNSででも反論を書けば良いのに批判的なコメントには迷惑してる。
リアル社会では、自分と意見が違うからと面識もない人の胸ぐら掴んで乱暴な言葉で罵ったりしたら警察呼ばれるのにネット上ではそれが通用すると思っている人がいるのは本当に残念。
J-popの意味不明なオリジナル信仰が似ている曲を生む?
洋楽の場合、アルバムの曲が足らないとカバーという形で曲の埋め合わせをする事は昔から多くあった。
邦楽の場合でも以前からあるにはあったが、洋楽に比べて極端に少ない。
最近になって昔の楽曲のカバーが流行りだして定着したが、全体から言えばまだまだ少ない。
なぜかJ-popの場合は、アルバム全曲をそのアーティストのオリジナル楽曲で埋めないとダメみたいな妙なオリジナル信仰があり、その為に安易なパクリに走るケースは多いと思われる。
パクリとカバーは違う
誰かのカバー曲を見つけてオリジナルのパクリだ!という無知な人も中にはいる。
それ位、J-popにはカバーがまだ定着をしていないと感じる。
ネタ提供について
ありがたい事にこれまでも何人もの人に似ている曲のネタを提供してもらって記事を書いている。
しかし、すべてのネタを記事にしている訳ではない。
採用率は大体30%くらいだと思う。
残念ながらせっかく提供して頂いても以下の場合は不採用になる可能性が高い。
- 曲のほんのちょっとしか似ていない。
- パクっている方のアーティストがマイナー過ぎる。
- ネット上に音源が見つからない。
- 単なる音楽的な技術の使いまわし(カノン進行、クリシェ、モータウン・ビート等)
それでもネタを提供してくれる事には本当に感謝しているし、今後とも募集していくつもりなのでよろしくどーぞ。
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