90年代に活躍して日本でもアルバムが発売されていたスペインのアイドル歌手、プリンセッサ(princessa)。
しかし、その情報は日本のネット上を探してもかなり限られている。
日本では2枚のアルバムが発売されていて2020年現在でも安価で入手が可能だ。
私はこのプリンセッサの2枚のアルバムが気に入っていて結構聴いていたのでまとめてみた。
プリンセッサ
プリンセッサの日本デビューアルバム。
一言で表現するとラテンとユーロビートとポップスを掛け合わせたような仕上がり。
- 1. コーリング・ユー
- 2. エニワン・バット・ユー
- 3. トライ・トゥ・セイ・アイム・ソーリー
- 4. ライク・ア・ナン
- 5. サマー・オブ・ラブ
- 6. セブン・デイズ・ア・ウィーク
- 7. バイラ・アル・リトゥモ
- 8. アイ・ドゥ・ホワット・ユー・ウォント・ミー・トゥ・ドゥ
- 9. ナイト
- 10. ヒー・イズ・オン・ザ・フォーン
- 11. ドゥ・ユー・ワナ・ビー・ラブド
- 12. アゲイン&アゲイン
- 13. ロンペテ
- 14. 運命のままに
- 15. あなたの嘘に傷つけられて
- 16. 裸になって
- 17. あなたがいれば
- 18. 愛のぬくもり
- 19. トライ・トゥ・セイ・アイム・ソーリー
何でこのプリンセッサを聴くようななったかは覚えてないけど、多分ジャケ買いかな。
ジャケットから言ってかわいくて色気があるんだよな。
オープニングのフラメンコギターからのユーロ・ビートはインパクトがあるし、さすがスペインのポップスって感じがある。
『サマー・オブ・ラブ(Summer of love)』のユーロ・ビートカバーバージョンが良い味出してる。
そういや、この曲って中国の歌姫フェイ・ウォンもカバーしてたな。
90年代には人気のカバー曲だったんだな。
ベストチューンは、スペイン語で歌うラテンテイストが強めの『バイラ・アル・リトゥモ(Baila Al Ritmo)』。
『アイ・ドゥ・ホワット・ユー・ウォント・ミー・トゥ・ドゥ』は当時のマドンナのアルバムに入ってそうな曲で声も似ている。
その後の『ナイト』までは良かったんだけど、アルバム後半はありきたりなユーロ・ビートに終始してしまったのは残念。
12曲目までが事実上のオリジナル楽曲でそれ以降はスペイン語バージョン。
『トライ・トゥ・セイ・アイム・ソーリー』は日本盤のみのボーナス・トラックとなっている。
日本盤は合計で19曲も収録されているお得なアルバムだ。
- リリース : 1997/08/25
- プロデュース :
- 型番 : AMCE-2071
- JANコード : 4988029207142
バイラ・アル・リトゥモ(シングル)
プリンセッサの声のかわいさと軽快なラテンギターとサンバのリズムが楽しい曲。
この曲は、洋楽では珍しく日本市場でシングル・カットされて発売されている。
型番:AMCE-2251
- バイラ・アル・リトゥモ~太陽のリズム
- エニワン・バット・ユー(ラジオ・エディット)
- エニワン・バット・ユー(ルーク・スカイウォーカー・ミックス)
- バイラ・アル・リトゥモ~太陽のリズム(インストゥルメンタル)
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アイ・ウォント・フォゲッチュー
スペインのアイドルプリンセッサの2ndアルバム。
元エニグマのフランク・ピーターソンがプロデュース。
デビューアルバムに比べてユーロ・ビート感が薄れてバンドサウンドが中心となっている。
- アイ・ウォント・フォゲッチュー
- グランド・デザイン
- アイ・ウォナ・リヴ・ウィズ・ユー
- ビリーブ・イン・ユー
- アイ・ワズ・ロング
- イット・ジャスト・ビガン
- ザ・ウェイ・ザ・ストーリー・ゴーズ
- シャラップ・アンド・キス・ミー
- ソー・メニー・ピープル
- テル・ハー
- ア・ベター・マン
- ワンス・イン・ア・ライフタイム
- スノーフレイクス
- アイ・ウォント・フォゲッチュー(オルタナティヴ・ヴァージョン)
思い出してみたら、初めてプリンセッサを知ったのはこの『アイ・ウォント・フォゲッチュー(I won’t forget you)』からだった。
プリンセッサってアーティストは全く知らなかったけど、なんかドコのブックオフの250円の棚にもある感じなので売れている=それなりに良いところがあると思って試しに買ってみたのだった。
オープニングは、タイトルトラックの軽快なポップソングの『アイ・ウォント・フォゲッチュー(I won’t forget you)』からスタート。
ちょっと甘ったるい声は初期のマドンナっぽいなと思ってライナーを読んでみたら初めて買ったCDはマドンナだって、あ、やっぱりね。
スペインのシンガーだけどスペインっぽさを期待すると肩透かしを食らうかも知れない。
それでも全体として曲の出来はよくポップアルバムとしてソツなく仕上げていると思うし、何よりもこの鼻にかかったプリンセッサの声は結構中毒性があるので何となく聴いてしまう。
『スノーフレイクス』のような前作ではなかったバラード系にも挑戦している。
ただポップアルバムとしてまとまりが出た分、前作のような何でもありのごった煮感は薄れている。
特にラテンっぽさがあまり感じられず、普通の欧米のポップスの枠に収まってしまった感がある。
【アルバムデータ】
- リリース : 1999年
- プロデュース : Frank Peterson
- 型番 : AMCE-2980
- JANコード : 4988029298041
まとめ
結局、このプリンセッサの一番の魅力って『声』なんだよな。
若い頃のマドンナに似てすごくキュートな声質。
これに尽きる。
曲調は結構ユニークな楽曲もあるけど、何てことないユーロー・ビートもある。
ユーロ・ビートのラテン仕上げみたいなのが当時は新鮮に聴こえた。
あとは、スペイン人だけど基本、英語で歌っているのですんなり聴きやすい点。
でもちょっとラテンテイストがあるので、それが米英のアーティストにはない魅力になっている。
ところでプリンセッサとは、スペイン語でお姫様って意味だそうで、よくそんな芸名付けるなーと思ったけどマドンナやプリンスなんて本名なんだよね。
もしかしてプリンセッサも本名なのかな?スゴイわ欧米人の直球ネーミングぶりは・・・
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プリンセッサのアルバム数 3枚(マキシシングル・サントラ含む※2021年現在)
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