デヴィッド・ボウイのアルバムはキャリアが長く多作の為にかなりの数になります。
オリジナルアルバムのディスコグラフィーとしてはこれで全てです。(2016年に死去)
アルバムごとに音楽的な内容がかなり異なる為にベストアルバムを聴いても全体像が掴みにくいです。
どれがおすすめと言うのは難しい所ですが、初心者なら『ジギー・スターダスト』、『ハンキー・ドリー』、辺りが聴きやすいと思います。
低迷期の80年代後半のアルバムや難解なベルリン時代から聴いたら挫折する可能性が高くなるかも知れません。
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オリジナルアルバム
それぞれの時期に関しては、初心者でも分かりやすくする為に私が勝手に区分けしています。
シングル曲やライブ音源など多くの動画を交えて各アルバムを解説しています。
フォークロック期
デビューから初ヒットを飛ばすまでのフォークギターで弾き語りスタイルの時期。
手探りでスーパー・スターを目指していた若き日のボウイ。
- David Bowie/デヴィッド・ボウイ
David Bowie(1967年) - David Bowie デヴィッド・ボウイ/スペイス・オディティ
Space Oddity(1969年)
グラムロック期
ギタリストであるミック・ロンソンとの出会いから一気にロックバンドスタイルに変化した時期。
ギラギラの衣装にメイクアップをしてステージに上がり、架空のロック・スター、ジギー・スターダストになりきり一躍スターダムに。
以降もアルバム事にキャラクターを演じた。
- David Bowie デヴィッド・ボウイ/世界を売った男
The Man Who Sold The World(1971年) - David Bowie デヴィッド・ボウイ/ハンキー・ドリー
Hunky Dory(1971年) - David Bowie デヴィッド・ボウイ/ジギー・スターダスト
The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars(1972年) - David Bowie デヴィッド・ボウイ/アラジン・セイン
Aladdin Sane(1973年) - David Bowie デヴィッド・ボウイ/ピンナップス
Pin Ups (1973年) - David Bowie デヴィッド・ボウイ/ダイアモンドの犬
Diamond Dogs(1974年)
プラスティック・ソウル期
ブラックミュージックに憧れを抱きアメリカに渡り、貪欲に吸収していった時期。
ジョン・レノンと共作したシングル『フェイム』でついに全米NO1を獲得。
以降は深刻なコカイン中毒にハマり、病的にやつれた姿になり長続きはしなかった。
- David Bowie デヴィッド・ボウイ/ヤング・アメリカンズ
Young Americans(1975年) - David Bowieデヴィッド・ボウイ/ステイション・トゥ・ステイション
Station to Station(1976年)
実験音楽期(ベルリン時代)
アメリカでの生活に疲れたボウイは再びヨーロッパに拠点を移していった。
レコーディングの舞台は、フランスからドイツへ。
シンセサイザーを駆使して実験的なサウンドを追及していた時期。
ワールド・ミュージックからの影響も見逃せない。
- David Bowie デヴィッド・ボウイ/ロウ
Low(1977年) - David Bowieデヴィッド・ボウイ/ヒーローズ
“Heroes”(1977年) - David Bowie デヴィッド・ボウイ/ロジャー
Lodger(1979年) - David Bowie デヴィッド・ボウイ/スケアリー・モンスターズ
Scary Monsters(1980年)
スーパースター期
それまでのアーティスティックで実験的な音楽から一変して大衆的で分かりやすい音楽でヒットを目指していた時期。
ツアーの規模はどんどん大きくなったが、後半は行き詰まり失速した。
- David Bowie デヴィッド・ボウイ/レッツ・ダンス
Let’s Dance (1983年) - デヴィッド・ボウイ/トゥナイト
Tonight (1984年) - David Bowieデヴィッド・ボウイ/ネヴァー・レット・ミー・ダウン
Never Let Me Down (1987年)
Tin Machine ティン・マシーン期
ソロアーティストとしてのキャリアを封印してバンドメンバーの一員として活動していた時期。
小規模なホールを中心に世界ツアーを行い、日本にもやって来てテレビ出演もあった。
- Tin Machine ティン・マシーン(1989年)
- Tin MachineⅡ ティン・マシーン2(1991年)
エレクトロ期
ソロ活動復帰後のジャジーでオシャレっぽいエレクトロサウンドが中心の時期。
リハビリの時期とも言えるかも。
- David Bowie デヴィッド・ボウイ/ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ
Black Tie White Noise (1993年) - Daved Bowieデヴィッド・ボウイ/ブッダ・オブ・サバービア
The Buddha Of Suburbia (1993年)
インダストリアルロック期
当時の若手に影響を受けてノイジーで実験的な音楽をやってみたり、ダンスミュージックを取り入れてみたりした時期。
かつてのような先見性は薄まり、時代を後追いしている感がある。
『アウトサイド』発表後に大規模なワールドツアーを行ない復活を印象付けた。
- David Bowie デヴィッド・ボウイ/アウトサイド
Outside (1995年) - David Bowieデヴィッド・ボウイ/アースリング
Earthling (1997年)
回顧復活期
70年代の自らの音楽に戻ったかのような回顧的なシンプルなロックアルバムが中心の時期。
声は衰えてきたが、ベテランの味も出てきた。
リアリティ発表後に久しぶりに大規模な世界ツアーに出たが、観客の投げたキャンティーの棒が目に当たったり、心臓発作になったりと災難続きで10年間ほとんど活動を休止して沈黙。
- David Bowieデヴィッド・ボウイ/アワーズ・・・
hours…’ (1999年) - David Bowie デヴィッド・ボウイ/Toy
Toy (2001年 未発表アルバム) - David Bowieデヴィッド・ボウイ/ヒーザン
heathen(2002年) - David Bowie デヴィッド・ボウイ/リアリティ
Reality(2003年)
カムバック期
10年間の活動停止後に突如シーンにカムバックしてから2016年に死去するまでの時期。
死去の2日前にリリースしたラストアルバム『ブラック・スター』で初の全米アルバムNO1に。
- DavidBowie デヴィッド・ボウイ/ザ・ネクスト・デイ
The Next Day(2013年) - David Bowieデヴィッド・ボウイ/★ブラック・スター(Blackstar)(2016年 ラストアルバム)
ライブアルバム
キャリアの割りには、かなりライブアルバムの数が少なかったボウイだが、死去後には多く発表されている。
- David Bowieデヴィッド・ボウイ・ライヴ
David Bowie Live(1974年) - David Bowie デヴィッド・ボウイ/ステージ
Stage(1978年) - David Bowie デヴィッド・ボウイ/ジギー・スターダスト・ザ・モーション・ピクチャー(CD&DVD)
- David Bowie デヴィッド・ボウイ/ライブ サンタモニカ1972
- デヴィッド・ボウイ/クラックド・アクターライヴ・ロサンゼルス74
- David Bowie/Montreal 1983(デヴィッド・ボウイ/モントリオール 1983)
デヴィッド・ボウイ/グラストンベリー 2000 (GLASTONBURY 2000)【2CD+DVD】
編集盤
ベスト盤
デヴィッド・ボウイ/カンヴァセーション・ピース(David Bowie/Conversation Piece)
- デヴィッド・ボウイ/ナッシング・ハズ・チェンジド オールタイム・グレイテスト・ヒッツ
- デヴィッド・ボウイ/ファイヴ・イヤーズ 1969-1973ボックスセット
- デヴィッド・ボウイ/フー・キャン・アイ・ビー・ナウ? 1974-1976ボックスセット
- デヴィッド・ボウイ/ア・ニュー・キャリア・イン・ア・ニュー・タウン 1977-1982
- チェンジスボウイ(Chenges Bowie)
オムニバス
Many Faces of David Bowie(2016年)
Many Faces of David Bowie
その他
- ローリングストーン誌が発表した「熱烈なファンだけが知っているデヴィッド・ボウイのヤバイくらい素晴らしい楽曲 TOP20
- 私が勝手に選んだ熱烈なファンだけが知っているデヴィッド・ボウイのヤバイくらい素晴らしい楽曲 TOP10
- デヴィッド・ボウイのヒット曲から選ぶ代表曲ベスト10
- デヴィッド・ボウイの影響力/J-pop 日本カルチャー篇
- デヴィッド・ボウイの大回顧展〈DAVID BOWIE is〉に行って来た
- デヴィッド・ボウイが死去
デヴィッド・ボウイのアルバムを無料で聴く方法
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コメント
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実はデヴィッドの楽曲は苦手なんです。
映画「戦場のメリークリスマス」では良い役やってて役者としては好きでした。
唯一「世界を売った男」だけ好きだったんですが、それをまさかニルヴァーナがカバーするとは思っていませんでしたので、番組見て小躍りしました(笑)。
それと、ウチのサイトでニルヴァーナを弾きましょう的な「LET’S PLAY」というコンテンツを始めましたので、以前「初心者のエレキギター選び」にリンクを貼っていただき、そこから毎日3人ぐらいのアクセスもあることから、お礼がてらこちらもそのコンテンツにリンクを貼らせていただきました。
事後報告で申し訳ないです。もしリンクはマズいということでしたら一報ください。
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ありがとうございます。リンク感謝です!
前にも話しましたけどあのカバーは本当に意外でしたよね。
でも音楽性は違ってもカートとボウイは相通じる部分を感じるんですよ。
多分その辺が伝わるリスナーはどっちの音楽も好きなんじゃないかなと。
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70年代のデビッドボウィが好きでした^^
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やっぱり70年代ですよね。
でもそれ以降も良い曲たくさんあるので聴いてみて下さい。
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nasumayo様 こんばんは
自分もボウイ好きですが、まずはその2枚ですよね。
強いて言えばハンキー・ドリーの方がコンセプト作でない分、よりリラックスして楽しめるかもって感じだと思います。
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こんばんは。
同感ですね。
聴きやすさと楽曲のクオリティを考慮するとやっぱりこの2枚になるかなと。
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こんにちは。
最近になって、ボウイのSpace OddityからZiggy Stardustまでの初期4作を好んで聴くようになりました。
何なんでしょうね、ベルベッツと同じパターンで急に聴けるようになるというのは。
ちょっと時間がかかりましたが、脳内熟成とでもいうのかなと。
それで、コメントのタイトルの件ですが、色々と思うところがあってネットから距離を置くアナログ生活に戻ろうかと思いまして、このたびネットの契約を解除することにしました。
スマホも携帯もいまだに所有していないので、完全に自発的なネットからは切り離されます。
続きはWEBで・詳しくはWEBでとか、そういうのばかりの世の中で、ネットに振り回されて下手をすると人生までも狂ってしまう人々が増える中、ネットを利用しない形の生活が無性に恋しくなりました。
契約を終了する手続きを取った後、思わず「これで俺は自由だ」と口について出ました。
恩恵はたくさん受けたはずなのに、不思議なものですね。
それでは、お元気で。さよなら。
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音楽に限らず昔は受け付けなかったものが最近になって結構良いなって気付く事ってありますよね。
それが大人になるって事なのかも知れませんね。
ネット絶ちですか!
そりゃまた思い切った事を。
でもちょっとまるあさんがうらやましい気持ちもあります。
今の自分には無理ですけど。
また気が変わって戻ってきたら連絡くださいね。