David Bowieデヴィッド・ボウイ/アワーズ・・・

2020年5月6日

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50歳を超えて新しいものに飛びつくのがキツくなった時期に?発表された原点回帰的な落ち着いたアルバム。


若い頃のボウイが発表当時の頃のボウイを支えるジャケットが示すとおり過去を決して振り返らなかったデヴィッド・ボウイが『アワーズ・・・』ではじめて過去に焦点を当てた事の意味とは?

収録曲

Thursday’s Child
Something In The Air
Survive
I’m Dreaming My Life
Seven
What’s Realy Happening?
The Pretty Things Are Going To Hell
New Angels Of Promise
Brilliant Adventure
The Dreamers
We All Gone Through

90年代のボウイはデジタルで取っ付きにくい音楽をやっていたけどその反動で生まれたのがこのアルバム『アワーズ・・・』だった。

もともと『アワーズ・・・』はゲームのサントラとして製作したのでオリジナルアルバムとしては、発表する気がなかったそうだけどボウイの事だからどこまで本気にしていいのやら。

発表前は『ハンキー・ドリー』と似た感触のアルバムって事だったけど、まあ言われてみればそうかなって程度。

音の感触は妙に軽くてちょっとチープで製作に時間もお金もあんまりかけてないのかなって印象。
『Thursday’s Child』のイントロを聴くとなんとなく懐かしいようなほっとするような気分になる。

女性のコーラスがここまでフューチャーされているのはこれまでのボウイの楽曲にはなかったからかなり優しい印象でアルバムはスタートする。
次の『Something In The Air』、残念ながらこの曲は『タイム』(アルバムアラジン・セインに収録)の焼き直しだ。

でも仕方ない。
このアワーズ・・・自体のアルバムの裏コンセプトはボウイ自身のキャリアの焼き直しにあると思うから。

でなきゃ20代の頃の自分に抱きかかえられるこんなジャケット写真にはしなかったはずだ。
これはある意味「これからも頑張るけど過去の遺産にも頼っていくからあんまり期待はしないでね」って言うボウイのメッセージではないだろうか。

でもそれは普通のベテランアーティストが普通にやっていることで、むしろ50歳を過ぎるまで踏ん張ってきたボウイはやっぱり偉大なんだと思う。

だってこんな人は、他にいないしね。
楽曲は悪くはないんだけどちょっとインパクトにかけて物足りない曲が多い中、『New Angels Of Promise』~後半までの流れと曲のスケール感は素晴らしく、まだまだ現役!って感じ。

特に『The Dreamers』はライブで演奏してるのは聴いたことないけど後期ボウイを代表するほどのパワフルな名曲。
残念ながらこの『アワーズ・・・』あたりからボウイの声の衰えが顕著になってきた。

『ハンキードリー』の頃の声で歌ったら名盤って言われたかも?


iTunes試聴&ダウンロード
'Hours…’
デヴィッド・ボウイ

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アワーズ・・・収録曲の動画

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Thursdays child (ライブ)

New angels of promise

The Dreamers

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