David Bowieデヴィッド・ボウイ/フー・キャン・アイ・ビー・ナウ? 1974-1976ボックスセット

2019年5月2日

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デヴィッド・ボウイの1974年の7thアルバム『ダイヤモンドの犬』から1976年の9thアルバム『ステイション・トゥ・ステイション』までのソウル期に当たるすべてのアルバムを最新リマスター。
未発表音源、レア音源を集めたCD2枚組を加えたアンソロジー紙ジャケット・ボックス。

前回のボックスセットのデヴィッド・ボウイ/ファイヴ・イヤーズ 1969-1973から早一年が経過してやっぱり出てきた続編のボウイのボックスセット。

フー・キャン・アイ・ビー・ナウ? 』では、74年から76年までの3年間なのでグラムロック時代5年間を網羅した前作と比べるといかんせん分が悪い。
とは言え、この時代のデヴィッド・ボウイはたった3年間で凄まじい仕事量と変化をしている。

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12枚のアルバムの内容

ディスク1.:ダイアモンドの犬 <2016リマスター>

リマスターについては前回書いたとおり、聴きやすくクセがない。
音の迫力という点ではやや物足りないかも知れない。

ディスク2.:デヴィッド・ボウイ・ライヴ(オリジナル・ミックス) <2016リマスター>

1974年発表/2016年リマスター/紙ジャケット仕様
74年のライブアルバムのリマスター盤だが、2005年番とは異なりオリジナルミックス仕様。

ディスク3.:デヴィッド・ボウイ・ライヴ(オリジナル・ミックス) <2016リマスター>

1974年発表/2016年リマスター/紙ジャケット仕様
上記のライブ盤の2枚目。

ディスク4.:デヴィッド・ボウイ・ライヴ(2005ミックス) <2016リマスター>

2005年発表/トニー・ヴィスコンティ・ミックス&プロデュース/2016年リマスター/紙ジャケット仕様
こちらは2005年にリマスターされた方のさらにリマスターしたバージョン。ややこしい。

ディスク5.:デヴィッド・ボウイ・ライヴ(2005ミックス) <2016リマスター>

2005年発表/トニー・ヴィスコンティ・ミックス&プロデュース/2016年リマスター/紙ジャケット仕様
上記の2枚目。

ディスク6.:ザ・ガウスター

2016年発表/トニー・ヴィスコンティ、トニー・ヴィスコンティ&ハリー・マスリン・プロデュース&ミックス/紙ジャケット仕様
幻のアルバムと言われていたアルバムでヤングアメリカンでジョン・レノンとのセッションを収録するためにカットされていた曲達。
ヤングアメリカンの楽曲よりもよりソウル色が強く楽曲のレベルは高い。
これまでのライコ盤のボーナストラック等で発表済み。

ディスク7.:ヤング・アメリカンズ <2016リマスター>

1975年発表/2016年リマスター/紙ジャケット仕様
オリジナルアルバムの今回新たにリマスターされたバージョン。

ディスク8.:ステイション・トゥ・ステイション <2016リマスター>

1976年発表/2016年リマスター/紙ジャケット仕様
オリジナルアルバムの今回新たにリマスターされたバージョン。

ディスク9.:ステイション・トゥ・ステイション(2010 ハリー・マスリン ミックス)

2010年発表/紙ジャケット仕様
2010にリマスターされたバージョン。

ディスク10.:ライヴ・ナッソー・コロシアム’76

2010年発表/2010年マスター/紙ジャケット仕様
これまでに山ほどブートレグが発売されていたボウイのライブアルバムでも屈指の名盤をリマスター。
一番評価したいのは、このアルバムが入っていることかな。
ここでのボウイは、何かが憑依したかのような存在感を放っており、いつもの一歩引いてデヴィッド・ボウイを演じている感がない。
ボウイの全ライブアルバムの中で最も素晴らしい内容なのは間違いない。

ディスク11.:ライヴ・ナッソー・コロシアム’76

2010年発表/2010年マスター/紙ジャケット仕様
上記の2枚目。

ディスク12.:リコール2

2016年発表/2016年マスター/紙ジャケット仕様
これまで発表されたシングルバージョン等のミックス違いの寄せ集めアルバム。
こちらも何らかの形でこれまでに発表済み。

総評

やはり前作と比べるとボリューム感と変化の幅は薄い。
同じアルバムのミックス違いなどマニア向けか。

ただこれからボウイの全アルバムを集めないファンにとってはお得だし、やはり長い間、日の目を見なかった 『ザ・ガウスター』と『ナッソー・コロシアム』が収録されているのは嬉しい。

オリジナル・アナログLP盤ライナーノーツなどの付録が付いた日本盤の方がおすすめだが、価格が安い輸入盤とで悩むところか。

デヴィッド・ボウイアルバムレビュー一覧

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