トニー・ヴィスコンティとミック・ロンソンの娘達が世界を売った男ツアーに

世界を売った男 David Bowie

デヴィッド・ボウイの元バンドメンバーで、名盤の世界を売った男 ヒーローズのプロデューサーとして知られるトニー・ヴィスコンティが、アルバム『世界を売った男』をフルで演奏するツアーを予定しているそうだ。

バンド名は、『Holy Holy』(これもボウイの楽曲名だ)、メンバーは、スパイダーズのメンバーだった、ウッドマンジー、ヘヴン17のグレン・グレゴリーとトニー・ヴィスコンティが中心。

ゲストには、ジェネレーションXのジェイムス・スティーヴンソンや故ミック・ソンソンの娘リサとマギー、姪のハンナとアミーリアとイアン・ハンターの娘も参加して2015年6月12日から30日までUK/アイルランドで12公演を予定しているという。

なぜこのツアーを思い立ったかについてヴィスコンティは、

私が再び世界を売った男を演奏したいと思っている1つの理由は、たくさんの人々が私がまだベースを演奏するかどうかについて、私に尋ねるからだ。

と回答。

まだ現役のプレイヤーだと主張したかった?
いやそれ以外にも、レコーディングの最後の3日間しか来なかったボウイよりも、あのアルバムは俺の仕事だという自負もあったのではないだろうか。

また世界を売った男については

『世界を売った男』は多くの人々が、いまだにカート・コバーンが書いた曲だと思っているが、この曲によって新しいボウイファンが増えたのは間違いない。

と話している。

決定しているバンドメンバーは、以下のとおり。結構すごいメンツがそろっている。

Tony Visconti, bass
トニー・ヴィスコンティ、ベース
Woody Woodmansey, drums
Glenn Gregory (Heaven 17), vocals
グレン・グレゴリー(ヘヴン17)、ボーカル
Lisa Ronson (The Secret History), vocals
リサ・ロンソン、ボーカル
James Stevenson (Generation X, The Cult, Scott Walker), guitar
ジェームス・スチーブンソン(ジェネレーションX、カルト、スコット・ウォーカー)、ギター
Paul Cuddeford (Ian Hunter, Bob Geldof), guitar
ポールCuddeford(イアン・ハンター、ボブ・ゲルドフ)、ギター
Terry Edwards (Gallon Drunk, PJ Harvey, The Blockheads, Yoko Ono), saxophones, 12-string guitar, percussion
テリー・エドワーズ(、PJハーベイ、、ヨーコ・オノ)、saxophones、12-ストリング・ギター、パーカッション
Rod Melvin (Brian Eno, Ian Dury), piano
ロッド・メルヴィン(ブライアン・イーノ、イアン・デューリ)、ピアノ
Berenice Scott (Heaven 17), synthesiser
ベレニス・スコット(ヘブン17)、シンセサイザー
Hannah Berridge Ronson (Colin Lloyd Tucker), keyboard, recorder, backing vocals
ハンナ・ベリッジ・ロンソン(コリン・ロイド・タッカー)、キーボード、レコーダー、バック・ボーカル

このツアーが日本に来る事はまずないだろうが、これはちょっと見てみたい気がする。

とか言ってたら日本にもツアーで来てたんだよね。結局見逃してしまってくやしい!

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