本国イングランドはもちろん日本でもオシャレで最先端な音楽としてスタカンの愛称で大いにもてはやされたオシャレバンド、ザ・スタイル・カウンシルの2001年版のベストアルバム。
今聴くとそんなに洗練されてるって訳でもなく以外とモッサリした感じもあったりして。
- ユー・アー・ザ・ベスト
- イット・ディドゥント・マター
- トップ・ピープルズ・ヘルス・ファーム
- シャウト・トゥ・ザ・トップ
- ロング・ホット・サマー
- スピーク・ライク・ア・チャイルド
- エンジェル
- オール・ゴーン・アウェイ
- チェンジング・ザ・ガード
- カフェ・ブリュ
- ヘッドスタート・フォー・ハピネス(ライヴ)
- タンブリン・ダウン(ライヴ)
- ザ・コスト・オブ・ラヴィング
- ヒアズ・ワン・ザット・ガット・アイェイ
- ストーリー・オブ・サムワンズ・シュー
- ウェイティング
- ボーイ・フー・クライド・ウルフ
- カム・トゥ・ミルトン・キーンズ
- シー・スルー・イット・オール・アウェイ
- マイ・エヴァ・チェンジング・ムーズ(ライヴ)
ブラック・ミュージックを暗中模索した記録
スタイル・カウンシルのベストなんて何枚も出ているけど、この2001年のベストの特徴は、『ヘッドスタート・フォー・ハピネス(Headstart For Happiness)』『タンブリン・ダウン(TUMBLING DOWN)』『マイ・エヴァ・チェンジング・ムーズ(My Ever Changing Moods)』の3曲が86年発表のライヴ盤『ホーム・アンド・アブロード(Home & Abroad)』収録のライブ音源になっている点、シングルカットされた『トップ・ピープルズ・ヘルス・ファーム』 と『シャウト・トゥ・ザ・トップ 』がシングル・バージョンで収録されている点あたりか。
『 シャウト・トゥ・ザ・トップ(Shout to the Top)』は、フジテレビ系列とくダネのオープングテーマとしてもお馴染みの曲。
全20曲も収録されているのでなかなかのお得盤と言える。
60年代から続く白人による黒人音楽への憧れを素直に表現した結果、当然ながらブラック・ミュージックとは大分違うものになり、それが白人にあこがれる日本人にはカッコよく映ったと感じがしないでもない。
しかし当時のやり方としてはスタイル・カウンシルかなり斬新だったと思うしファッションも含めて日本人に与えた影響はかなり大きい。
ポール・ウェラーってすごい思い切りのいいヤツなんだと感じる。
その前に活動してたジャムともソロになってから今までの音楽性ともかなり違うし。
アルバム総評
活動が80年代前半中心なので黒人音楽以外にもテクノやハウスの影響も感じられる。
そういやジャケットのポール・ウェラーのもみ上げは微妙にテクノカット?
収録曲はベストにしちゃかなり抜け落ちがあり『Walls Come Tumbling Down!』や『You’re The Best Thing』などの代表曲が収録されていない。
ベスト・オブ・ザ・スタイル・カウンシル収録曲の動画
Shout To The Top
Long Hot Summer
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