宇多田ヒカルが2012年に1月19日で30歳になる時期にシングルとしてリリースされた『桜流し』。
当時「へーもうそんな年になるんだ、15歳でデビューした頃が懐かしいなー」などと思いながらAmazonでチェックしてみたらこのシングルのジャケット、デヴィッド・ボウイのロウのパロディだった一目見て気付いた!
桜流しについて
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の主題歌として書き下ろされた楽曲で配信限定のシングルとしてリリースされチャートではiTunesで1位、ビルボードジャパンで4位を記録している。
作詞、作曲、アレンジ共に宇多田自身が行っている。
この宇多田ヒカルのイラストによるジャケットデザインを手掛けたのは「ヱヴァンゲリヲン」のキャラクターデザインも手掛けている貞本義行だった。つまりエヴァ繋がり。
宇多田ヒカルがボウイの影響うんぬんというのは聞いた事がないし、もしかしたら宇多田ヒカルではなく貞本義行のほうがデヴィッド・ボウイへの思い入れがあってこの『ロウ』のパロディージャケットになったのかも知れない。
髪型とかも微妙に似せているし、何よりもバックのボカシ方が良い味出してる。
ただ顔の向きが逆なのがちょい残念!
もちろんボウイファンなら一目見て気付くパロディーだが、普通の宇多田ヒカルファンにはまったく気づかれないであろう。そういった意味で分かる人だけ面白がってねという遊び心なのだろうか。
さすがにジャケットだけで曲自体は似てないよな~って思ってたら、ちょっと面白い動画を発見した。
宇多田ヒカル の『桜流し』のキーを下げて男性ヴォーカル(外国人のカラオケ)が英語で歌っているんだけど、これが妙にハマっている。
これだと『ロウ』のアルバムの曲に混ざっても違和感ないような?
まあデヴィッド・ボウイって言うよりも、デヴィッド・シルヴィアンぽい感じもするけど。
まとめ
宇多田ヒカル本人なのかデザインした貞本義行なのか、はたまた別のスタッフのアイディアなのかちょっとした遊び心によるジャケットのパロディーだったようで音楽的には『ロウ』との共通点も特になさそうだ。
デヴィッドボウイと宇多田ヒカルの共通点は2人とも1月生まれという以外特に思いつかない。
そういや宇多田ヒカルは『サクマドロップス』をもじった『SAKURAドロップス』ってタイトルの曲もリリースしてるし結構パロディ好きなのだろうか。
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