21歳という若さで交通事故で亡くなった元祖ロカビリーとも言えるエディ・コクランのベストアルバム。
エルヴィス・プレスリーほど洗練されてなくてワイルドで荒削りなのが魅力。
- バルコニーに座って
- スキニー・ジム
- ミーン・ホエン・アイム・マッド
- ドライヴ・イン・ショー
- トゥエンティ・フライト・ロック
- ジニー・ジニー・ジニー
- プリティー・ガール
- カモン・エヴリバディ
- ティーンエイジ・ヘヴン
- サムシン・エルス
- サマータイム・ブルース
- ハレルヤ・アイ・ラヴ・ハー・ソー
- スリー・ステップス・トゥ・ヘヴン
- ナーヴァス・ブレイクダウン
- エディのブルース
- ピンク・ベッグ・スラックス
- ミルク・カウ・ブルース
- ブルー・スウェード・シューズ
- ウィークエンド
- カット・アクロス・ショーテイ
目いっぱい詰め込んだ全20曲
50年代に活躍したアーティストのベストアルバムの何がありがたいかって言うと当時はアルバム単位で曲作りなんてしていなかったから、CDではシングルや代表曲を目一杯に詰め込んだ本当の意味での濃縮されあtベストな1枚だと言うこと。
この時代のアルバムという存在自体がシングルの寄せ集めだったので、アルバムとしてのコンセプトとか曲のつながりとかはまったく気にする必要がないのだ。
しかも曲自体が短いので曲数が多い!
さてエディ・コクランの略歴を見るとその名前と曲の知名度の割りに目立った大ヒット曲がないのに驚かされる。
一番のヒット曲『カモン・エヴリバディ』でも最高チャート8位止まりだった。
その他の代表曲であるザ・フーがカバーした『サマータイム・ブルース』も ロックンロールの定番『ジニー・ジニー・ジニー』も実はたいしてヒットしていない。
エディ・コクランが現在でも人気が高い理由は、ハネ系のリズムに荒々しいギターソロのロカビリースタイルの原型を作ったオリジナリティに加えて、この時代にしては珍しく曲を自作していた才能、曲によって歌い方や声を変えることが出来る器用さも持ち合わせていたところあたりにありそうだ。
凄まじい勢いで燃え尽きたロックンロール・スターの偉大な記録。
エディ・コクラン/カモン・エヴリバディ~ベスト収録曲の動画
Summertime Blues
Jeannie Jeannie Jeannie
Eddie Cochran - Jeannie Jeannie Jeannie
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