ビョーク/デビュー(Bjork Debut)

2019年9月6日

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ビョークの記念すべきソロデビューアルバム。
これ以降のビョークの音楽性からするとだいぶまっとうなポップソングながら、すでの唯一無二の個性を発揮して全英チャート3位を記録。

1. ヒューマン・ビヘイヴィアー
2. 泣きぬれて
3. 少年ヴィーナス
4. ライフ・ザン・ディス
5. ライク・サムワン・イン・ラヴ
6. ビッグ・タイム・センシュアリティ
7. ある日
8. 飛行機
9. 来て…
10. ヴァイオレントリー・ハッピー
11. アンカー・ソング
12. アトランティック
13. プレイ・デッド (ボーナス・トラック)

シュガーキューブス解散後(正式にはしてないんだっけ?)のビョークにはソロデビュー前からすでに注目が集まっていた。

そのエモーショナルで個性的な声、童女のようなルックス、アイスランドという独特で神秘的なバックグラウンド、ソロアーティストとして成功する条件はそろっていたと言っていい。

ビュークなら何か面白いソロアルバムを創ってくれるかも?そんな空気があった。
その期待に見事にこたえたのがこのデビューアルバム、その名も『デビュー(Debut)』だった。

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バンドサウンドからクラブサウンドへ、そして独自の音楽を構築

サウンドはシューガーキューブスのようなバンドサウンドではなく、(エレキギターの音がほとんど入っていない徹底ぶり)プロデューサーのネリー・フーパーの得意なクラブサウンドを中心に仕上げている。

さすがに発表から長い年月が過ぎているので、今聴くとサウンドが一部古いかなと感じる部分もあるけど、そこにビョークの独特の声と都はるみばりのコブシがかかると独特の世界観が出来上がる。

初っ端の『ヒューマン・ビヘイヴィアー』を聴いた時点で、「お!?これまで聴いてきた音楽とは違うぞ」というような雰囲気を感じさせるアルバムだった。

そういやこの93年という時期は、曲名にまだ邦題をつけていた時代なので.『泣きぬれて』なんて演歌みたいな曲名がつけられて妙に違和感があるやら面白いやら。

まだビョーク自身の作曲はないようだけど十分に個性は発揮しているのはやはりプロデューサーのネリー・フーパーによる非常にすっきりとした音作りに加え、スパイスに民族楽器を取り入れた多彩な引き出しをもったプロデュースによるところが大きい。

『ライフ・ザン・ディス』のダンスフロアのドアを開ける音と閉める音、そしてまわりの騒がしさがカットされビョークのヴォーカルのみがフューチャーされる細かい演出は当時としては斬新だった。

この辺りはステレオのヘッドフォンで聴かないと分かりにくい部分かも。


クラブサウンドとの対比で『ライク・サムワン・イン・ラヴ』などは伴奏はハープのみ. 『アトランティック』ではリコーダーのみというシンプルさでコントラストを見事につけている。

その中でもアルバム収録中、特に印象に残った曲の『来て…(come to me)』は、シンプルなビートで歌い上げる素朴な曲だが、どこか冷たく神秘的なイメージは故郷のアイスランドをどことなく連想させる。


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Debut
ビョーク

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Bjork

Posted by nasumayo