レイ・パーカー・Jrの80年発表の3rdアルバム。
『ゴースト・バスターズ』は収録されていないけど、ヒット曲である『パーティ・ナウ』と『誓いのセイム・タイム』と収録した代表作。
- パーティ・ナウ
- 朝がくるまで
- 誓いのセイム・タイム
- トゥナイツ・ザ・ナイト
- ア・リトル・ビット・オブ・ユー
- 恋のミステイク
- 泣くのはおよし
- グルーヴ
ゴースト・バスターズ以外にも良い曲あるって!
日本ではあまりにも有名なゴーストバスターズのテーマ、そしてそれに付随するゴーストバスターズ盗作騒動のイメージが強いのかもしれないが、レイ・パーカー・Jrはポップスのヒットソングメイカーと言うよりは優れたR&Bシンガーであり、コンポーサーであり、ギタリストでもある。
ディスコの定番『パーティ・ナウ』からアルバムはスタート。
よく黒人独特のリズム感は日本人には出せないって言うがそんな事はなかろうと思っていた自分が「やっぱこの独特のパキパキしたリズムをバンド単位で表現するのは日本人には無理かも」と思い知らされたアルバム。
日本人の1人のミュージシャンならこのノリは出せる場合でも何人かでバンドを組んでいっせーのせでこの微妙にハネたリズム感を出すのはかなり難しいだろう。
別に黒人でもリズム感悪いヤツはいるけどやっぱりバンドでこのリズムでピタっと決まるのは努力ではどうにもならない独特の「ノリ」ってのがありそうだ。
まだ『レイ・パーカーJr. & レイディオ』名義でソロになる前のバンドの頃のアルバムだけど、やっぱりこの時代の一体感のあるタイトな演奏のほうがソロになってからよりも好きだな。
そうかと思えばタイトル曲ではメロウな曲調で甘く歌い上げるメリハリも効いている。
『トゥナイツ・ザ・ナイト』の詞なんて「カモン、ベイビー」「カモン、シュガー」だもんな。
日本語に直訳すると「おいで赤ちゃん」「来いよ砂糖」
色んな意味で壁を感じるのだった。
全体を通して聴くとこれといった曲は『パーティ・ナウ』くらいしかない地味なアルバムなんだけど、この時代ならではのディスコサウンドがタイトなバンド演奏で収録されている。
『ゴースト・バスターズ』しか聴いた事がない人にもぜひ聴いてもらいたい名盤。
コメント
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雑誌かなんかで読んだことがあるけど、レイ・パーカー・Jrはメジャーになる前のスタジオミュージシャン時代は、知る人ぞ知る凄腕のリズムギタリスト(←こんな言葉あるかな?)だったそうです。
このアルバムは、ゴーストバスターズ前のやつかな?
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ゴーストバスターズ前ですね。
この人のギターはソロは置いといてカッティングがメインでカッコいいです。