シックスペンス・ノン・ザ・リッチャー/ディヴァイン・ディスコンテント(Sixpence None The Richer/Divine Discontent)

2022年11月5日

ディヴァイン・ディスコンテント

シックスペンス・ノン・ザ・リッチャーの実質的なラスト・アルバム。

『タレコミ』、『今夜も千両箱』エンディング・テーマ『プリーズ・ユア・ネーム』、ヤングスーパーマン、エンディング曲『ドント・ドリーム・イッツ・オーヴァー 』を収録。

日本盤のみボーナス・トラック『ノーザン・ライツ』を収録。

  1. ブリ-ズ・ユア・ネーム
  2. トゥナイト
  3. ダウン・アンド・アウト・オブ・タイム
  4. ドント・ドリーム・イッツ・オーヴァー
  5. ウェイティング・オン・ザ・サン
  6. スティル・バーニング
  7. メロディ・オブ・ユー
  8. パラライズド
  9. アイヴ・ビーン・ウェイティング
  10. アイズ・ワイド・オープン
  11. ディジー
  12. テンション・イズ・ア・パッシング・ノート
  13. ア・ミリオン・パラシューツ
  14. ノーザン・ライツ

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目次

有終の美を飾るアルバム

シックスペンス・ノン・ザ・リッチャーは、デビューから一貫してハズレ曲もハズレアルバムもなかったので安心して聴ける良質のポップバンドだった。

最初から成熟した音楽性を持ったバンドだったから、特に音楽的に大きな変化は感じられないが、ストレートなポップスの曲調はやや減って、より洗練された落ち着いた楽曲が多く収められている。

その中でもインパクトがあるのがやはり『ブリーズ・ユア・ネーム』。
切なくてポップで後を引くこの曲は、『キス・ミー』の次にくる代表曲と言えるだろう。

クラウデッド・ハウスのカバー、『ドント・ドリーム・イッツ・オーヴァー』は、オリジナルにそんな手を加えたアレンジじゃないのにオリジナル以上に曲の魅力を全開にしている。

『パラライズド』だけが、ニルヴァーナ・ミーツ、シックスペンスみたいなオルタナテイスト・ロック・テイストの曲だが、ギターの歪みもシャウトも最小限に収めている。

ストリングスアレンジが効いているワルツの『ディジー』や日本盤以外ではラスト曲になっているアコースティックな美しい響きの『ア・ミリオン・パラシューツ』など地味目ながら聴き所は多い。

アルバム総評

最大のヒット曲である『キス・ミー』に匹敵する曲は無いが、ミディアム・テンポ中心の相変わらず手堅い仕上がり。

ボーナストラックの『ノーザン・ライツ』も普通にアルバムの中に入っていても良い曲。
『キス・ミー』しか知らない人にもぜひ聴いて欲しい一枚。

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ディヴァイン・ディスコンテント収録曲の動画

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Posted by nasumayo