スクイーズ/クール・フォー・キャッツ(Squeeze/Cool for cat)

2022年10月25日

スクイーズ/クール・フォー・キャッツ

スクイーズがまだニューウェーブを引きずっていた頃の1979年リリース2ndアルバム。
この時期はグレン・ティルブルックのギターとジュールズ・ホランドのキーボードがバンドの核だった。
その後もライブの定番として演奏される『アップ・ザ・ジャンクション』収録。

  1. スラップ&ティクル
  2. レヴュー
  3. タッチング・ミー、タッチング・ユー
  4. その手はないぜ
  5. イッツ・ソー・ダーティ
  6. 恋の駆引き
  7. ホップ・スキップ&ジャンプ
  8. アップ・ザ・ジャンクション
  9. ハード・トゥ・ファインド
  10. 恋の気分で
  11. グッバイ・ガール
  12. クール・フォー・キャッツ
  13. セインツ・アライヴ (BONUS TRACKS)
  14. オールズ・ウェル (BONUS TRACKS)
  15. クリスマス・デイ (BONUS TRACKS)
  16. ゴーイング・クレイジー (BONUS TRACKS)
  17. ブラッド・アンド・ガッツ (BONUS TRACKS)
  18. アイ・マスト・ゴー (BONUS TRACKS)
  19. エイント・イット・サッド (BONUS TRACKS)

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目次

ニューウェーブ感満載の2nd

1曲目『スラップ&ティクル』のシンセのイントロからモロにニューウェーブって感じでスタートするスクイーズの『クール・フォー・キャッツ』

このニューウェーブっぽさを演出している一番の要因は、後に司会者として大成功するジュールズ・ホランドのキーボードプレイ。

この次のアルバムまで参加して4枚目からは参加していないのでこの『クール・フォー・キャッツ』を含めた『アージー・バージー』までが第1期スクイーズと言えるだろう。

2曲目の『レヴュー(Revue)』でもホランドによる大げさなフレーズで大いに盛り上げてくれる。キーボードなしのアレンジだったらグレンの主旋律にクリスがオクターブ下でハモる結構オーソドックスなタイプのスクイーズの曲だ。

デビューから途中までキーボードが目立っていて3rdあたりから脱退してサウンドが大きく変化するバンドって同時期に活躍していたXTCと同じなんだな。奇妙な偶然。

キーボードプレイだけじゃなく『タッチング・ミー、タッチング・ユー(Touching Me Touching You)』のギター・リフ中心の演奏や『イッツ・ソー・ダーティ(It’s So Dirty)』の長めのギターソロもその後のスクイーズには見られない非常に珍しい展開の曲が続く。

クリスがヴォーカルを取る『恋の駆引き(The Knack)』のデジタルで無機質なアレンジも時代とは言え、その後のスクイーズにはないタイプの曲でアルバムのアクセントになっている。

ジュールズがヴォーカルのアップ・テンポ・ナンバー『ホップ・スキップ&ジャンプHop Skip & Jump』も非常に躍動感があって良い感じ。

この時期のスクイーズは、3人のヴォーカリストがいる事が大きな魅力だった。

後半ではギターのフィード・バック・ノイズがフューチャーされているあたりは、スクイーズ結成の際にフェイバリッド・バンドのひとつにヴェルベッド・アンダー・グラウンドを挙げていた影響がうかがえる。

この完成されたメロディと弾きこなすテクニック、ほとんどギタリストとしては評価されないグレン・ティルブリックのセンスが光っている。
『アップ・ザ・ジャンクション』は、ニューウェーブ色は控え目で普通に良い曲。

今後は、この系統の曲がスクイーズの王道路線となるのだった。

アルバム総評

この頃はニューウェーブとしてひとまとめに紹介されていたスクィーズも今聴いてみるとニューウェーブの要素を持ったビートルズの流れを受け継ぐブリティッシュ・ロックバンドなんだなと実感できる。

収録曲に捨て曲はなく、バンド演奏もタイトで完成度が高いアルバム。

ところでAmazonで『Squeeze』で検索するとSQUEEZE!!って言う解散した日本のインディーバンドとゴッチャに表示されてるのはカンベンして欲しいっす。

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スクイーズ/クール・フォー・キャッツ動画

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スラップ&ティクル

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