XTC/GO2

2021年2月24日

This is a COMPACT DISC(レコード時代はLP) COVERという説明文を書いただけの人をナメきったジャケットデザインが有名なXTCのセカンドアルバム。

良い感じでトガっていながら良い感じでポップな仕上がり。

1. Meccanic Dancing (Oh We Go!)
2. Battery Brides (Andy Paints Brian)
3. Buzzcity Talking
4. Crowded Room
5. Rhythm
6. Red
7. Beatown
8. Life Is Good in the Greenhouse
9. Jumping in Gomorrah
10. My Weapon
11. Super-Tuff
12. I Am the Audience
13. Are You Receiving Me? [*]

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バリー・アンドリュース在籍ラストアルバム

この『GO2』発表時期のXTCはキーボードのバリー・アンドリュースとギターのアンディ・パートリッジの変態的かつ攻撃的なコード進行&プレイが持ち味でニューウェーブと呼ぶにまさにふさわしい斬新な音楽性があった。

時には音楽理論を無視した不協和音を交えながらも全体の印象はかなりポップな仕上がりなのが素晴らしい。

スカというよりもレゲエを16ビートにしてパンクに仕上げたような『Crowded Room』、現在のインディーズシーンでも充分通用しそうな『Are you receiving me?』等、ギターのカッティングがキレキレな個性的な曲が並ぶ。

この時代のXTCの持ち味は何と言ってもギターとキーボードの掛け合いで『Beatown』なんかはキーボードが入ってないと結構普通のギターポップかも知れない。

『GO2』には、XTCがデビューアルバムを発表してからわずか9ヶ月で仕上げたスピード感が全体に詰まっている。

デビューアルバムとの違いは、ややアップテンポの曲が減ってポップに聴きやすくなっている点か。

アンディ・パートリッジとバリー・アンドリュースが演奏でも曲作りでもケンカをしながら仕上げていくスリリングさはこの時期ならでは。

このGO2発表後にキーボードのバリー・アンドリュースは脱退して音楽性がかなり丸くなり変化していくので前期の前衛的なテクノパンク的なXTCを代表する一枚と言えそうだ。

余談だがバンド名のXTCとはエクスタシーの意味だそうで日本ではやたらとエロ方面で使われているのだった。



XTC/ドラムス・アンド・ワイアーズ(XTC/Drums and Wires)

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