ザ・ジャム/イン・ザ・シティ(The Jam/In the city)

2021年4月21日

当時10代だったポール・ウェラー率いるザ・ジャムのデビューアルバム。
曲が短く、ストレートでシンプルな演奏はパンクロックというよりもビート・ロック寄り。

1. 芸術学校
2. 住所変更
3. スロー・ダウン
4. 時に追われて
5. 気ままに
6. バットマンのテーマ
7. イン・ザ・シティ
8. 都会の音楽
9. ノン・ストップ・ダンシング
10. 今度こそ本当
11. テイキング・マイ・ラヴ
12. 煉瓦とモルタル

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元祖さわやかパンクバンド?

このデビュー当時の『イン・ザ・シティ』の頃のジャムを一言で言うならセックス・ピストルズに影響を受けたザ・フー。

音楽的にはパンクと言うよりもモッズ寄りでファッションもジャケット写真を見ても分かるとおり、安全ピンよりもネクタイが似合うってイメージ。

やはり時代的にパンクの影響は受けているんだけど、どちらかとパブロックを洗練させたようなタイトでシャープなバンドサウンドで、その他大勢のパンクバンドとは差別化を図っており、ポール・ウェラーの俺たちはお前らとは違うんだぜ!っていう意気込みを感じる。

アルバムの中で取り立てて良い曲はタイトル曲くらいしか見当たらないが、アップテンポのナンバーで2分前後の短めの楽曲ばかりが収録されているので小気味よい。

ザ・ジャムが、その後に音楽的に洗練されすぎてあまりにもバンドサウンドから遠ざかってしまったためにバンド解散になったとしたら、この『イン・ザ・シティ』は荒削りながらも最も純粋でパワフルなバンドサウンドだった。

そしてパンクバンドって言うにはあまりにも演奏が同時期に活躍したバンドに比べてタイトでキレがあり、テクニック的にも頭一つ抜けていた存在だった。

一切の小細工なくひたすら30分強、疾走しまくる若さあふれる一枚。


iTunes試聴&ダウンロード
In the City (Remastered)
ザ・ジャム

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