リアルスペイス・オディティ/クリス・ハドフィールド

2021年11月29日

クリス・ハドフィールド

アポロ11号が人類史上始めて月面着陸した1969年当時、イギリスの国営放送BBCのテレビ中継でBGMで流れていたのが、デヴィッド・ボウイの『スペイス・オディティ』 (Space Oddity)だった。

これがきっかけとなりUKチャートの5位まで上昇、ボウイにとっての初めてのヒット曲となった。

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目次

宇宙飛行士としてスペイス・オディティを演奏

そしてこの中継をリアルタイムで観ていたのが、クリス・ハドフィールド (Chris Hadfield)少年だった。
彼は映像を見て自分も宇宙飛行士になると心に誓った。

そしてそれから44年後にクリス・ハドフィールドは、ISS(国際宇宙ステーション)指揮官として本当に宇宙に旅立ち、宇宙船の中で『スペイス・オディティ』を歌う事となった。

レコーディング場所が宇宙、映像撮影も宇宙。
始めての地球外製作のPVが完成した。

一部歌詞を替えて歌っているが、ボウイ本人も了承済みとの事。
デヴィッド・ボウイの公式 Facebook アカウントでも「おそらくこの曲の最も心に響くバージョンだ」とコメントしている。

リアル・スペイス・オディティになったクリス・ハドフィールド船長は、トム少佐と同じ運命になる事なく5月14日午前に無事地球に帰還した。

クリス・A・ハドフィールド(Chris A Hadfield)について

カナダ出身(オンタリオ州)で1959年8月29日生まれのカナダ人初の宇宙飛行士。
1969年にニール・アームストロングが人類で初めて月面に着陸した瞬間を目の当たりにして将来は宇宙飛行士になる事を決意した。

1978年にカナダ陸軍に入隊、アメリカ空軍のテストパイロットなど経て1992年にカナダ人初の宇宙飛行士の一人として選ばれる。

1987年からメンバーが入れ替わりながら活動している全員が宇宙飛行士のバンドであるMax Qのメンバーでもあり、地上にいるときはベースとリードヴォーカルを担当。

まとめ

最初にみた時、このPVの映像がすべてCGじゃなく本物の宇宙だなんてちょっと信じられなかった。
本物の宇宙船内と宇宙空間の説得力は圧倒的でボウイの69年のオリジナルPVよりもはるかにカッコいい映像となっている。

それにしても自分の意志で宇宙空間にさまよってしまうトム少佐をモデルにした『スペイス・オディティ』をBGMにしたBBCも実際に宇宙でこの曲を歌ってしまう船長もシャレが効いてるな。

こんなの日本だったら絶対ありえない。

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David Bowie

Posted by nasumayo