ピチカートファイヴ/女性上位時代
ピチカートファイヴのアルバムの中で1枚選ぶとコレになるかな。
ジャケットデザインを含めて遊び心が満載のアルバム。
サウンドは洋楽っぽいんだけど、内容はまったく小西康陽独自のピチカートワールド全開。
第3期ピチカートファイヴ代表作
日本のミュージシャンって国内で成功するとやたらとアメリカに行きたがる傾向があるけど、そのほとんどがチャートにも人々の記憶にも残らないまま帰ってくるってのが現状だったりする。
少ない成功例で最近だとアニメキャラクター先行で北米でウケたPUFFYくらいだろうか。
ピチカート・ファイヴは国内より欧米に高く評価されている数少ない日本のバンドだった。
バンドの歴史は長かったが、やはり3代目ヴォーカリスト野宮真貴が加入してから勢いに乗って製作された女性上位時代が発表されてから世界的な評価が高くなったのは間違いないだろう。
欧米の評価が日本に反映される感じでやや遅れて日本でも人気が出た感がある。
このアルバムは彼らが乗りに乗っている時期に物で小西康陽の作曲、アレンジセンス、時代性、トータルコンセプトなどが見事にハマった傑作になった。
決して海外向けに製作された内容ではなく日本語のナレーションやしりとりだけやっている曲なんてあったりして気負いは感じられない。
って言うかそれが一番良かったのかも知れない。
海外で日本人ミュージシャンが成功するのに英語で歌う必要は全くない事を証明してくれた作品とも言える。
女性上位時代収録曲の動画
twiggy twiggy
ディスカッション
コメント一覧
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こんにちは^^お邪魔いたします。
確かに野宮真貴さんが加入されてから
すごい勢いで渋谷系(死語)自体が盛り上がった
記憶があります^^女性上位時代もそうですけど
ピチカートのアルバムってどれも中毒性がありますよね~。
「オーヴァードーズ」から野宮さんの歌唱力も、
パワフルになって。小西さんとビジュアルデザイナーの
信藤三雄さんとの戦略もバッチリって感じでw
90年代の「東京」ってイメージをカッコ良くしたのは、
まちがいなくピチカートの功績があるような気がします。
個人的には「ロマンティーク96」が好きで好きで
現在でも愛聴しています^^
それにしても、このブログ、カッコイイです!!
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コメントありがとうございます。
オーヴァードーズもいいアルバムですね。
タイトルからして中毒性を意識した感じで。
ロマンティーク96はまだ聴いたことないんで機会があったら聴いてみたいと思います。