ザ・ブームタウン・ラッツ/哀愁のマンデイ(Boomtown Rats/The Fine Art of Surfacing)

70年代 ロック UK

あの幻の?ブームタウン・ラッツの代表的なアルバムの日本盤がシングルのB面を加えて再発。

1979年にリリースされたタイトル曲は、全英NO1ヒットとなったバンドの代表曲。

  1. サムワンズ・ルッキング・アット・ユー
  2. 涙のダイアモンド・スマイル
  3. ウィンド・チル・ファクター(マイナス・ゼロ)
  4. ハヴィング・マイ・ピクチャー・テイクン
  5. スリープ(フィンガーズ・ララバイ)
  6. 哀愁のマンデイ
  7. ナッシング・ハプンド・トゥデイ
  8. キープ・イット・アップ
  9. ナイス・ン・ニート
  10. ホエン・ザ・ナイト・カムズ
  11. エピソード#3
  12. リアル・ディファレント(Bサイド)
  13. ハウ・ドゥ・ユー・ドゥ?(Bサイド)
  14. レイト・ラスト・ナイト(Bサイド)
  15. ナッシング・ハプンド・トゥデイ(ライヴ)
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一時期はプレミアが付いていたブームタウン・ラッツの代表作

日本で発売の予定だったのがいつの間にか無期限延期になって忘れていた頃に偶然CDショップで発見した1枚がザ・ブームタウン・ラッツの『哀愁のマンデイ』だった。

ブームタウン・ラッツを最初に聴いたのは高校生の時、洋楽メインのレンタルショップで借りて「これはカッコいい!」と思ってCDを買いに行ったらすでに廃盤だと知ってがっかりした思い出がある。

入手困難だった頃にレンタルCDを借りてカセットテープに録音して聴いていた事がなつかしい!

その後、欧米でもCDが廃盤になり入手困難のためネットオークションで定価をはるかに越える価格で取引されていた時期もあったブームタウン・ラッツのCD。

それだけ需要があるのになんで長らく廃盤だったのか不思議だが、バンドとしての正当な音楽的評価ではなく活動家としてのボブ・ゲルドフのイメージが強かったのとソロになってからの作品が失望ものだったからかもしれない。

一番ヒットしたのはもちろん全英NO1になった i don’t like mondaysだけどこの曲はむしろほかの曲と比べて異質で決して哀愁のマンデイだけで語られるバンドではない。

このブームタウン・ラッツの哀愁のマンデイのCDを聴いた人ならわかると思うけど、この時期のボブ・ゲルドフは紛れも無く天才だと思えるほどの輝きがあった。

さらに同時期のバンドと比較して音楽性も技術もかなり高いレベルなのに驚かされる。
一般的にはブームタウン・ラッツはパンク・ニューウェーブのバンドって認識されているはずなのにパンクと言うには複雑で凝っていてプレグレと言うにもポップ過ぎるしこのサウンドは誰にも似ていない独自のものだった。

今回改めて聴いて見てボブ・ゲルドフの声や歌い方ってマーク・ボランっぽいなって気づいた。
そういや男声のファルセットのコーラスはTレックスっぽい。

ボブ・ゲルドフも早死にしてたら伝説になったかも?

【アルバムデータ】

  • リリース 1979年
  • プロデュース
  • チャート 全英 7位

コメント

  1. ルドルフ より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    > ボブ・ゲルドフも早死にしてたら伝説になったかも?
    早死にはあり得ないタイプですね(笑)
    計算高く、用意周到で長く生きそう(金儲けしそう)。
    あいどーんらいくまーんでいぃ
    懐かしいですね。今日はちょうど月曜日♪

  2. nasumayo より:

    SECRET: 0
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    まー何だかんだ文句言いながら長生きしそうなタイプではありますね。
    でも結構不器用なヤツだと思うのですよ。

  3. nasumayo より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    やっぱり一般的にはバンド・エイドでの活動の方が有名なんですね。
    あ、アイルランド出身だけどフォーキーって感じじゃないですよ(^^;
    でも聴いて損はないと思います。