モリッシーの自伝が本国ではバカ売れ、一方日本ではホモセクシャルネタを記事にされる

モリッシーの自伝が本国ではバカ売れ、一方日本ではホモセクシャルネタを記事にされる The Smiths

一時は発売3日前にモリッシー自身が「内容に同意できない部分がある」と出版を差し止めていたモリッシーの自伝が発売されてから本国イギリスでは記録的なセールスを記録している。

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Amazon UKのベストセラー・チャート1位を記録

イギリス国内では、すでにミュージシャンの自伝の最速セールス新記録を達成してしまったそうだ。

ザ・スミス解散後のソロ活動は、必ずしも順調ではなかったモリッシーだが、やっぱり本国イギリスではカリスマだったって事だろうか。
もちろん出版差し止めの話題性もあっての事だろうけど、息の長い人気には驚かされる。

本国イギリスと日本の知名度のギャップ

本国での高い注目度と人気の一方、モリッシーの日本での知名度は恐ろしく低いようだ。

先日、スマホのニュースアプリで『歌手、ホモセクシャルを否定』みたいなタイトルがあって見たらモリッシーの記事だった。

大抵、この手の記事タイトルって日本では知名度がない外国人の場合、歌手、とか俳優とか名前を伏せて配信されてたりする。
つまりモリッシーはそれだけ知名度が低いって事らしい。

記事内容は「僕はホモセクシャルではない。正確には、ヒューマセクシャルだ。」と発言したとかだった。

ヒューマセクシャルって何?性的対象が男でも女でもどっちでも良いって意味なの?

別に今更モリッシーがゲイを肯定されてもなんとも思わないけど、まさか否定するとは思わなかった。
まあどうてもいいっちゃどうでも良さそうな話題だな。

そういや日本で洋楽を聴く趣味がある有名人でもスミスやモリッシーが好きって言う人って栗原類意外、ほどんど聞いた事がないな。

この日本でのモリッシーの知名度の無さから言って今回の自伝の日本語版が発売される可能性はかなり低そうだ。
どうしても読みたい人は頑張って洋書で読むしかない!?

このモリッシーの自伝の日本語翻訳版は当初発売されていなかったが、2020年に遅れて発売された。

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ジョニー・マーはモリッシーの自伝を読んでいなかった

2014年2月26日に行われたNMEアウォーズ授賞式に出席したジョニー・マーは、『NME』の取材に応えてモリッシーの自伝は忙しすぎて読む暇がないとコメントした。

なぜ、モリッシーの自伝『Autobiography』をまだ読んでいないのかと問われ、「君の事情を僕は知らないけど、僕はまだその前に読みたい本がたくさん残ってるんだよ」と答えたそうだ。

その後なんとジョニー・マーの自伝が日本でも出版された。

モリッシーの自伝はスルーされたのにジョニー・マーの自伝が先に日本で翻訳されて発売されるとは驚きだった。
モリッシーより人気あるのだろうか?

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